全国の通信記事
2025年8月5日号
東京東 第51回 修養道場
【東京東】令和7年8月5~7日、東京東部日青会主催の修養道場が大田区大本山池上本門寺で開かれ、『当たり前を有難うに』を合言葉に小中学生27名が2泊3日の修行に励んだ。
大堂で行われた開会式では孝道示現のお祖師様がご開帳され、本門寺の伊澤文彦参拝部執事から子供たちに「親にしてもらっていた事を道場では自分たちでしなければならない。親への感謝を心に感じながら修養してほしい。」と伝えられた。
午後からは、目かくしをして立体文字を指の感触だけで読み取ったり、車いすや杖を使用する体験が行われ、子供たちに相手のことを思いやる優しさと強さについて考えてもらった。また夜には心を落ち着かせ、集中力を高めることを目的に暗闇唱題行を行い、就寝した。
2日目の午前中は、聴覚障害者の気持ちになってコミュニケーションを図ることを目的にジェスチャーゲームを行った他、バリアフリーワークショップで意見交換をし、他人の意見を否定せず尊重する機会を積極的に設けた。
午後は太平洋戦争での沖縄戦に着想を得たアニメ映画『cocoon(コクーン)』を鑑賞後、
広島に原爆が投下された日である事、今ある平和は80年前には当たり前ではなかった事を再認識し、世界立正平和法要を厳修、千羽鶴を折って平和への祈りを捧げた。
3日目の閉会式で東京東部日青会の渡邉貫祥副会長は子供たちに「何気ない日常も有難い事であると忘れないで欲しい。家に帰ってからも道場で学んだ思いやりを大切にし、相手の気持ちを理解し寄り添える人を目標に過ごして欲しい。」と伝えられた。
東京東部の修養道場はコロナ禍中止後、再開した一昨年は参加者が8名、昨年は14名、今年は27名と、リピーターとその満足度の高さが口コミで広がり、参加する子供が年々増えている。
2025年6月19日号
東京東・15年ぶり「寺庭婦人会総会」開催
【東京東】長らく活動を休止していた東京東部寺庭婦人会の再スタートが決まり、令和7年6月19日、墨田区法恩寺(鈴木貫元住職)にて総会が15年ぶりに開催された。総会に先立ち本堂で法要が営まれ、参列した寺庭婦人19名の読経する声が堂内に響き渡った。
総会では東京東部寺庭婦人会甲州立江会長(江東区本立院)をはじめ役員が選出され、今後の活動方針や予算、規約などが報告された。甲州会長は「宗務所や寺庭婦人の先輩方の尽力があって再開できた。感謝の心を持って檀信徒の力になれるよう皆さんと共に頑張りたい」と挨拶された。終盤には早速、齋藤幸子氏(墨田区春慶寺)から孤立した貧困家庭に食物を贈るNPO法人『おてらおやつクラブ』の活動が紹介され、活発に意見交換がなされた。
続いて講演会が開かれ、東京都東部宗務所の鈴木貫元所長が『お寺の歴史と信仰』をテーマにお話された。鈴木所長は「寺庭婦人は住職の影ではなく光である」と述べられ、「教えを説くのが住職、生活の温かさを伝えて心をほぐすのが寺庭婦人、法事後のお茶や住職に話しにくいことを聞くなど、参拝者との繋がりを深める心遣いと耳を大切にしてほしい」と伝えられた。
講演会後には昼食を兼ねた懇親会が開かれ、笑い声も聞こえるなど寺庭婦人達が気さくに会話する様子が見られた。交流が深まり今後の活動を期待させる総会となった。
2025年6月17日号
静岡東 山静教区能登半島地震慰霊法要
【静岡東】令和六年元旦に発生した能登半島地震。その震災物故者の慰霊と、被災地の早期復興を祈念する法要が伊東市佛光寺において、六月十七日盛夏のような熱気の中で執り行われた。
山梨県・静岡県の計七管区の修法師会が合同で奉行しているこの催しも、今回で第三回目となったが、多くの僧侶が集い、約二時間にわたり祈りを捧げた。被災地は未だ復旧が進まず、先の見えない暗闇の中で、もがく日々だとの声も聞こえるが、参加僧侶は悲劇を忘れず、祈りを続けることを噛み締めた。
開催された佛光寺は、日蓮大聖人が伊豆流罪の折、地頭・伊東八郎左衛門朝高公に祈祷を施した館跡に建立された縁を持つ。この旧跡において営んだ功徳を乗せて、集った寺院から寄せられた義援金は、日蓮宗宗務院を通じて被災地へ送られた。【支局発】



















