全国の通信記事
2025年7月12日号
大阪市・阿倍野区泰然寺に第3世長井康晟師
【大阪市】7月12日(土)阿倍野区身意山泰然寺において午後1時より第3世長井康晟師の宣誓式、午後2時より法灯継承式を挙行した。宣誓式では下土井龍永大阪市宗務所長を前に、新住職は宗憲を重んじ管内の規約を守り、寺門の興隆に精進する事を誓われた。式中、下土井所長から日蓮宗宗務総長よりの住職承認の辞令伝達があった。
その後、法灯継承式において、導師を勤めた第2世長井正典師から払子を託された新住職は御宝前にて奉告文を読み上げ、三宝給仕と寺檀和融に努め、更なる精進を誓われた。謝辞において前住職はまずは闘病に励み、必ず完治して戻っきて新住職を支えていくことを誓われた。
式には僧俗含め80名程の参列があり、本堂は参列者で埋め尽くされた。式に参列した檀信徒は法灯継承式をみとどけることができた喜びと共に、今後若い新住職と共に泰然寺を盛り立てていく決意に満ち溢れた様子であった。
2025年7月5日号
大阪市 檀信徒協議会総会
【大阪市】7月5日、大阪市宗務事務所法務室において令和7年度檀信徒協議会総会が開催された。午後4時より下土井龍永宗務所長による法味言上、続いて令和6年度事業・会計報告並びに令和7年度事業・予算審議を行い可決された。全国檀信徒協議会副会長でもある武田家治会長は全国檀信徒協議会の動向報告と共に、宗門の応援団を旗印に宗祖750遠忌に向け各家庭において次世代への信仰相続の大切さを熱く語り、大阪市檀信徒協議会の諸活動に一層の参加協力を呼び掛けた。
また同日、午後5時半より毎年8月26日に行われる大阪市無形民俗文化財 伝法正蓮寺川施餓鬼参拝会の打合せを行った。
終了後は席を移し会員相互の懇親を深め、和気藹々とした雰囲気の中、閉会を迎えた。
2025年6月26日号
大阪市 近畿教区勧学院教学研修会
【大阪市】6月26日、第40回近畿教区勧学院教学研修会がホテルアウィーナ大阪に於いて開催され近畿各地より50人が受講した。講師に勧学院講学職の都守基一先生に来阪頂き「日蓮教団諸門流の教学」と題し80分、3講の講義を賜った。日蓮聖人を宗祖と仰ぐ教団は40余りに及んでおり、その中から主だった門流の変遷と教学解釈の相違を日蓮宗の立場から解説いただいた。
聖人滅後間もない時期にいくつかの門流や学派に分裂した日蓮教団は、離合集散を繰り返しながら展開していった。門流分裂は輪番として定められた六老僧の日向上人と日興上人の対立に始まりを見る。その後は本迹一致・勝劣による分派や、千僧供養会への出仕をめぐって身池対論と呼ばれる不受不施派・受不施派の宗門を2分する論争に発展するなど、教学解釈の相違による分派が続いた。明治期に入ると日蓮系教団諸派が合同して日蓮宗一致派となり、現在の日蓮宗の雛型となる体制が整えられていった。
教団分裂は各々の教学理解の不足と相違に起因するのではないだろうか。今一度、 教学を学び理解を深め、日蓮聖人と異体同心の思いで750遠忌を迎えたい。



















