2025年6月26日
大阪市 近畿教区勧学院教学研修会
【大阪市】6月26日、第40回近畿教区勧学院教学研修会がホテルアウィーナ大阪に於いて開催され近畿各地より50人が受講した。講師に勧学院講学職の都守基一先生に来阪頂き「日蓮教団諸門流の教学」と題し80分、3講の講義を賜った。日蓮聖人を宗祖と仰ぐ教団は40余りに及んでおり、その中から主だった門流の変遷と教学解釈の相違を日蓮宗の立場から解説いただいた。
聖人滅後間もない時期にいくつかの門流や学派に分裂した日蓮教団は、離合集散を繰り返しながら展開していった。門流分裂は輪番として定められた六老僧の日向上人と日興上人の対立に始まりを見る。その後は本迹一致・勝劣による分派や、千僧供養会への出仕をめぐって身池対論と呼ばれる不受不施派・受不施派の宗門を2分する論争に発展するなど、教学解釈の相違による分派が続いた。明治期に入ると日蓮系教団諸派が合同して日蓮宗一致派となり、現在の日蓮宗の雛型となる体制が整えられていった。
教団分裂は各々の教学理解の不足と相違に起因するのではないだろうか。今一度、 教学を学び理解を深め、日蓮聖人と異体同心の思いで750遠忌を迎えたい。



















