全国の通信記事
2024年7月7日号
大阪三島・高槻市乾性寺で新しい法要に挑戦
【大阪三島】高槻市乾性寺(阪田祐光住職)は、7月7日に長壽院殿妙遠日久大姉供養会を開いた。長壽院殿妙遠日久大姉は乾性寺開基檀越の母で、同寺はこの人物の供養のために創建された。
昨年より始まった同寺の供養会は、「挑戦的で華やかな新しい法要」を模索することを目的のひとつにしており、今年度は雅楽・二胡・サクスフォーンの演奏が式中に盛り込まれた。「なるべく多くの方の手を借りたい」と考えた住職は、未信徒の音楽演奏者を招いたほか、檀信徒に依頼をして折り紙で桔梗の散華(供養をされる日久大姉の家紋が桔梗であることから)を作り、それを用いて道場を荘厳した。
30人ほどの参列者は様々な感想を抱き、後日住職の元には複数の感想が寄せられた。「感激のあまり涙が出たという感想をいただいた一方、盛り込み過ぎてテーマがよくわからないという批評もあり、これまでの中でもっとも賛否の分かれた法要になった。そのこと自体、大変良いことだと思っている。今後とも色々な工夫を重ねたい」と住職は語る。
2024年5月5日号
大阪三島 茨木市妙徳寺で落慶式
【大阪三島】茨木市妙徳寺(三浦惠廣住職)は5月5日、落慶式を厳修した。
妙徳寺は平成30年の大阪北部地震により深刻な被害を受け、本堂の建て直しの必要に迫られていた。令和3年には大阪府三島管区総出で、宗祖降誕800年大会に合わせて上棟式が行われていた。その後工事は順調に進み、本年3月末には地域の子どもを招いて修養道場を開くに至った。5月5日の落慶は、満を持してのものであったことが想像される。
この行事について住職は、「この日に落慶式を開くと決めた日から毎日、当日が晴天であること、たくさんの檀信徒が集うこと、そして穏やかな法要になることを願って祈願を続けてきた」と語る。
住職の願い通り、当日は晴天であった。さらに、120名の檀信徒が集った本堂は、開式20分前にはすでに座席のほぼすべてが埋まり整理が必要なほどになった。数百年に一度の歴史的な瞬間を待ち望んだ檀信徒たちは、式が始まると一同に手を合わせ、お題目を唱え、新しい本堂に思いを馳せた。法要の最後の関係各位の挨拶では何度も笑い声が上がり、住職の望む法要の実現が証明された。「堅苦しくない穏やかな法要だった」とある僧侶は語り、また複数の檀信徒から「すごく本堂が綺麗になっていた」という感想が寄せられた。
2024年4月21日号
大阪三島 島本町妙本寺開創550年祭
【大阪三島】島本町妙本寺は4月21日、開創550年祭と、住職長男である小学6年生の開優師の得度式を厳修した。導師は本山本法寺貫首瀬川日照猊下。
脇田住職は今回の式について、「仏祖への報恩を意識しつつも、参加者たちに楽しんでもらえるものを作ろうと常に考えていた」と述べる。その言葉の通り、法要式には雅楽演奏のほか、民謡日本チャンピオンの石黒加恩氏による民謡奉納を取り入れ、境内には露店が立ち並んだ。
同寺総代の長島宏明氏は、「今回の事業のために、去年から準備を進めていた。どうすれば楽しんでもらえるかを考えることがもっとも大変だったものの、成功してよかったと思っている。また、普段から住職の僧侶間の横の繋がりについては耳にしていたが、あれほどまでに連携して盛大なものになるとは思っていなかったので、感動した」と語る。
また、今回の得度式の主役である脇田開優師は、この式のために頭を丸めた。リハーサルでは緊張と恥ずかしさで声が出なかったが、本番では育ててくれた母に深く礼拝し、力の限り信者太鼓を叩いた。



















