全国の通信記事
2025年6月21日号
大阪三島 高槻市妙浄寺が団参
【大阪三島】高槻市妙浄寺(阪田兼光住職)は6月21日~22日にかけて、岩本実相寺と身延山久遠寺への団体参拝を行った。参加人数は10人。参加者たちは二つの寺院への参拝を行い、それぞれの寺院の縁起を学んだ。特に前者の岩本実相寺へは初めて参拝する方が多く、一切経蔵を拝観する際には興味深そうに眺めている檀信徒の姿が見られた。妙浄寺はこの一月前、七面山にも参拝していた。七面山別当と岩本実相寺の貫首が親子関係であることを知った一行は、「不思議な縁に驚いた」という。当初の計画では、岩本実相寺に行くことは難しいと思われていたため、参拝が叶ったことで一層強い縁を感じたようだった。
一日目の夕方に身延に到着した後も、その感激のため深夜まで語り合いが止まらず、翌日の御廟所・奥の院参拝も一同は楽しげな様子だった。住職は体調不良を起こし一時離脱したものの、一行はまったく問題にせず印象深い参拝ができたことを語っていた。団体参拝の終盤に差し掛かると、「この次の参拝はいつですか?」「次はどこに連れて行ってくれるのですか?」という声が相次ぎ、住職は今回の企画の成功を確信したことが窺われた。
2025年6月17日号
大阪三島 井上龍芳上人通夜・本葬儀
【大阪三島】6月17日から18日にかけ、高槻市圓通寺(井上龍洋住職)にて、前住職の第27世井上龍芳上人こと智積院日讓上人通夜・本葬儀が勤められた。遷化されたのは6月11日。法寿85歳。権大僧正。導師は大阪府三島宗務所長の魚井啓瑞上人、副導師として本行寺住職山口貴大上人と、寿光寺の川涯鳳随上人。通夜と葬儀には本堂に入りきれないほどの人数が集まり、屋外に設置されたテントにも檀信徒たちが参列した。
井上龍芳上人は43年間圓通寺住職として勤め、本堂を修復されたほか庫裏の修築、境内に日蓮聖人像と納骨堂を建立。また、平成9年から二期にわたって同心会に所属。その後に宗務所長に就任。平成23年には一級法功賞を授与される
2025年5月18日号
大阪三島 ACPE100周年大会に参加
【大阪三島】乾性寺住職阪田祐光師は、アメリカ時間5月18日~22日にかけ、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスにて開催されたACPE(Association of Clinical Pastoral Education)の100周年大会に参加した。
ACPEは病院等での患者のスピリチュアルケアを行う宗教者(チャプレン)の育成協会。阪田師はコロナ禍での出会いをきっかけにこの活動の重要性を認識し、自身も令和4年から大阪市内のクリニックにてチャプレンとして勤務している。今回の渡米は、チャプレンの指導者の勧めを受けてのものだった。
「日本でもチャプレンは広まっていくべきであると考えており、この分野の先進国であるアメリカからは学べることが多いと思い」参加したという。「願わくは、その先駆けは日蓮宗であってほしい」とも述べる。
阪田師はアメリカにおけるアフリカ系女性の苦しみについての講演会のほか、聖職者自身のケアについて論じる講演会に出席した傍らで、他の参加者たちとの交流も行った。それらを総括し「非常に有意義だった」と述べる。
その理由は、世界のトップレベルのチャプレンたちとの交流ができたため。インドに生まれ、渡米してチャプレンを知り、現在ではアラスカ州で後進の指導を行っている聖職者、ナイジェリア出身でやはり同じように米国内で指導を行う神父など、様々な背景を持つ人々と時間を共有することができたようだ。
阪田師は今回の大会の中で、仏教僧のチャプレンがあまり見られないことに気づいた。元々チャプレンはキリスト教から始まったものであるものの、現在ACPEで提供されるカリキュラムは宗教を超えたものとなっている。そうでありつつも、やはりまだまだキリスト教聖職者の領分であると感じたらしい。
「自身が続けていくことによって、仏教、とくに日蓮宗のチャプレンという新しい潮流を作るきっかけになるかもしれない。引き続き精進していきたい」と阪田師は述べる。



















