全国の通信記事
2026年3月11日号
山梨4 東日本大震災十五周年追悼
【山梨4】令和八年三月十一日(水)山梨県甲府市を拠点に活動する「災害危機管理システムアース」(立本寺住職石原顕正理事長)は、「こうふ亀屋座」にて追悼式『声明・揚琴・二胡による鎮魂と未来への音楽コンサート』を開式した。
東日本大震災の発生から十五年となった十一日、日蓮宗僧侶十一名と市民八十名以上が参加し、祈りを込めた追悼法要では、県内で生活する被災者と共に、被災地に思いを寄せた。避難者は「何年たっても震災のことを決して忘れない」と話した。
さらにプログラムでは、当時の映像を振り返りながら、揚琴、二胡の音色で犠牲者をしのび、発災時間の午後二時四十六分には阪神大震災十五年の節目に造られた「神戸・希望の鐘」が鳴らされ参加者全員が黙とうを捧げた。
石原理事長は「3月11日は東北被災地の人々をはじめ私たちにとって、忘れられない日であります。すべての人々が、だれ一人取り残されず、それぞれの未来に向かって元気に生きてほしい。~祈りと願い~そんな日にしたいです」と想いを語ってくれた。
2026年3月10日号
静岡中 法華和讃信⾏会
【静岡中】静岡県法華和讃振興会は3⽉10⽇、令和7年度第3回法華和讃信⾏会を
富⼠市の霊跡本⼭岩本實相寺(⼩松⽇祐貫⾸)にて開催し、寺庭婦⼈・檀信徒約50名が
参加した。
研修の前半では聖詠三⾸・⽇蓮聖⼈御⼀代記を奉詠し、注意すべき点や間違えやすい箇所
を確認。続いて休憩を挟み、後半では⼀切経ならびに⽇蓮聖⼈ご⼊蔵について改めて知⾒
を深めながら、ご⼊蔵の和讃(道理まことを求めて 御⼊蔵ごにゅうぞう諸しょ経きょうを
閲読えつどく 駿河するが岩本いわもと)を奉詠した。
その後⼀同は釈迦堂にて法味を⾔上し、重ねてご⼊蔵の和讃を奉詠。世の安穏を願い⼀切
経を読み開かれた⽇蓮聖⼈のお姿に思いを致し、その御⼼に思いを馳せた。
研修の最後には⼩松貫⾸より「例年の御会式でも素晴らしい和讃を奉詠して頂いています
が、本⽇はより⼀層に素晴らしく感じました」とのお⾔葉があり、参加者は和讃のさらな
る研鑽を胸に信⾏を深める⼀⽇となった。
2026年2月26日号
山梨3 聲明師会の教学研修会
【山梨3】2月26日、山梨県第三部聲明師会(村上通明会長)主催の教学研修会が南アルプス市の魚覚を会場に行われた。当日は、僧俗合わせて70名程が参加した。
今回は大曼荼羅とは何か「宗祖日蓮大聖人 大曼荼羅の世界~身延期の本尊を中心に~」と題して講演が行われた。講師として、身延山大学教授の桑名法晃氏が招かれ、日蓮聖人が身延山で過ごされた9カ年のうちに記された曼荼羅本尊について、解説がなされた。
入山後を文永期、建治期、弘安期に区分し、どのような状況で、どんな曼荼羅が記されたのか、その背景が丁寧に考察された。精神的にも肉体的にも厳しい状況の中で、身延山での生活を送る日蓮聖人の姿を想像しながら、参加者はそれぞれに、曼荼羅を通して思いを馳せた。桑名氏は講演の中で、「私たちは日蓮聖人を通じて、釈尊の曼荼羅世界に参入し、その御心に触れることになる。一人ひとりが法華経の行者として、そして、それを支える檀越として、お題目を受持することが大切です」と述べた。
会場には村上会長が復元に尽力した「塵尾(しゅび)」(聖徳太子が使用したとされる法具)が、参加者の目に触れることができるように持ち込まれた。村上会長は最後の挨で、「講演を通して、自己の研鑽に努めることができたと思います。今日は聖徳太子様も見守っていてくれていたことでしょう。これからも学び続け、ご精進ください」と会を締めくくった。



















