全国の通信記事
2024年7月31日号
千葉東 戦没者追善供養・世界立正平和法要
【千葉東】7月31日、大網白里市法光寺(新川智康住職)で社会教化事業協会が「戦没者追善供養・世界立正平和」法要を行った。
この法要は「立正安国論」奏進750年の佳年より通年事業として、平成21年9月より管内寺院を伺い、戦死病没殉難者の諸霊位追善供養のご回向と、世界立正平和の祈願を行っている。
当日は、法要に先立ち布教師会会長張田冨田師(香取郡大立寺住職)により心の垢を落とす内容の法話がされ、お題目の大事さを説かれた。
法要では社会教化事業協会会長の岡野養周師(大網白里市等覺寺住職)を導師に9名の会員出仕により法要が行われ、檀信徒15名程の参列者が戦死殉難者の英霊に焼香し供養の誠を捧げた。
法要後、岡野会長より歴代会長の意思を引き継ぎこれからも活動を続けていきない旨の挨拶があり、会場寺院新川住職より終戦80回忌の節目の法要を会員各師と当山檀信徒と共に開催していただいたことへの感謝の挨拶がされた。
2024年7月29日号
千葉南・防災をテーマに修養道場
【千葉南】本年は令和6年1月1日に発生した能登半島地震を受け、寺子屋のテーマを「防災」として、企画を進めてまいりました。
災害に直面した時の判断に必要な知識であったり、班の友達と協力する事であったり、困っている人がいたら助けてあげたり。また、寺子屋期間中は普段避けていた事も進んで行い、色々な事に取り組む道場生の姿勢や思いやりなど、そういった姿を見守る中で先生・スタッフも多くの事を学びました。
いつもとは違うお寺という環境の中で、不安や緊張を乗り越え、勇気をもって行動に移した一泊二日の寺子屋は、道場生一人一人の心の成長に繋がったと思います。
2024年7月27日号
千葉南・鏡忍寺「富木殿御書」複製を身延山へ
【千葉南】昨年開創750年を迎えた身延山久遠寺(持田日勇法主)は霊跡本山鏡忍寺(上村日昶貫首)の寺宝「富木殿御書」(宗宝・千葉県文化財)を立正大学名誉教授中尾堯文先生の監修により複製を2幅作成した。
「富木殿御書」には日蓮聖人が身延山へ入る道程とお気持ちが記されていて、昨年の開創会には鏡忍寺より出開帳が行われていた。
7月27日身延山豊田慈證布教部長がこれを持参し、鏡忍寺に一幅奉納された。
上村貫首は「これまでは御真筆故に安易に開帳できなかったが、これを機にお開帳に来られた方々にお披露目し、信仰の糧としていただければと考えております。」と答えた。