全国の通信記事
2023年12月5日号
千葉東 歳末助け合い運動唱題行脚
【千葉東】2023年12月5日匝瑳市顕妙寺と円充寺の間を歳末助け合い運動唱題行脚した。参加者は僧侶20人と檀信徒7名であった。3、5キロメートル程でも半分は登り下りの坂道で、ハードな修行となった。円充寺では10人程の檀信徒の歓待を受け、美味しい菓子や飲み物が振る舞われた。元村義則住職自ら先導し、修行に努めていた。山の中に唱題の声と太鼓が響き渡り、参加者と近隣檀信徒が大きな感動を覚えていた。元村住職も感動のお礼を述べていた。
2023年11月23日号
千葉東 匝瑳市常福寺歴代廟落慶式
【千葉東】2023年11月23日匝瑳市常福寺において 歴代廟落慶式が行われた。先代第二十世野口教秀上人が歴代墓の改修整備を発願し、五輪塔建立から始められた。しかし、諸般の事情により中断し、昭和五十八年に現二十一世木村鳳秀上人が継承した。諸般の事情が解決し、令和五年に改修整備が終了した。ただ、昨年はコロナウイルス感染がまだ収まっていなかったので、常福寺創立四百七十年の節目に完成式を行うことが出来なかった。落慶式に僧侶6人と檀信徒35名が参列した。住職木村鳳秀上人は40年を経て先代野口教秀上人との約束を果たす事ができ、檀信徒と共に喜びを分かち合っていた。
2023年11月11日号
千葉東・安興寺へ滝本修司師入寺
【千葉東】香取市安興寺で11月11日、第54世北尾義昭師から第55世滝本修司師への法灯継承式が営まれた。北尾師の退任式に続き、滝本師の入寺は、参道から山門へ樹齢400年の大杉を経て本堂へと、婦人会20人の団扇太鼓に大傘挿箱を従へ、式衆と共に唱題行での昇堂で始まり、檀信徒約100人が参列した。
北尾師は在住60年、昨年逝去の加代子夫人と共に本堂の大改修、向拝新築、庫裡新築、歴代墓所新設、墓所整備拡張の寺観一新、「安興寺誌」「法話のしおり」などの執筆刊行、布教伝道などに尽瘁。滝本新住職は挨拶で「前住職の北尾師とは叔父・甥の間柄で幼少の頃から訓育を受けてきました。開基以来700年余年の法灯をさらに高揚すべく決意し、日蓮宗宗務院に奉職しながらも、不惜身命で努めます」と力強く述べた。