全国の通信記事

2025年9月5日号

北海道南 先師法要

北南250917【北海道南】令和七年九月五日(金)、江差町「成翁山法華寺」様に於きまして、「北海道南部青年会先師法要」が執り行われました。

本年は、第十回目を迎える先師法要となりますが、北海道南部各地より十四名が出仕の元、前日の準備から二日間に渡りました。

当日の法要に係る会場設営、入念な習礼、法要次第の詳細に渡る打ち合わせの後、いよいよ「第十回北海道南部青年会先師法要」を木下恵照会長 導師のもと厳修いたしました。

法要に際して、池浦妙静上人、檀信徒の皆様方、昨年青年会を卒業された岡 要樹上人、野田 泰成上人、池浦 寛道上人(順不同)にもご参列を賜り、心を一つに報恩感謝の誠を捧げました。

謝辞では、木下恵照会長より参列頂いた方々、会場寺院の法華寺様への御礼を述べた後、堂内の天井に描かれている八方睨みの龍、ご来賓を賜った諸先輩の睨み、非常に緊張感のある法要でした。今後も報恩感謝の心、初心を忘れることなく、精進して参ります」と話された。

会場寺院の亀谷泰弘上人からは、寺院の数百年に渡る歴史と由緒について、華阿闍梨日時上人をはじめとした先師との有縁について話された後、参列者の方々への感謝、仏縁と異口同音にお題目を唱えられたことへの感謝を述べられ法要を締めくくりました。

無事に円成することができました「先師法要」。

青年僧一同による入念な準備と設営、優しい先輩上人の声掛けや、一生懸命に応える後輩上人、各々の繊細な心配りによって南部青年僧が見事にフュージョンし、立派な法要を務めあげることができました。これからも日々の報恩感謝を忘れず、より一層精進して参ります。

2025年8月24日号

北海道西 尼僧会と寺庭婦人会の取り組み

北西250919【北海道西】今年で5回目となる札幌市母子寡婦福祉連合会へお米とお供えのお菓子の

配布を8月24日に北海道西部尼僧会と寺庭婦人会共催により札幌市・瑞玄寺で開催した。

役員の方から、母子家庭も物価高で生活が苦しいが、寡婦(子供が18歳以上の母子家庭)の高齢者の方々に生活困窮者が多くなってきているので、その方々にも配布して頂けないかという声があり、母子家庭と寡婦家庭の百世帯に配布した。

受け取りに来た方々は口々に「お米の高い時期にとても助かります」と喜んでいた。灰野尼僧会々長と佐藤寺庭婦人会々長は「皆さんの笑顔が、私たちの励みになります。これからも毎年続けていきたいと思っています。」と話されていた。

2025年7月25日号

北海道南 函館妙心寺で修養道場

北南250827①(修養道場)【北海道南】令和7年7月25日から27日まで函館市妙心寺(若松誨泉住職)主催の第41回修練道場が、妙心寺と函館青少年研修センター「ふるる函館」を会場に開催され、小学1年生から中学1年生までの41人が参加した。妙心寺の鬼子母神堂で安全祈願のご祈祷を受けた後、まず最初に家族への感謝の手紙を書く。実際のハガキの書き方を学びながら、道場が終わり帰宅する頃届くように投函する。馴染みのない手書きの手紙、慣れない家族への感謝に毎年苦戦する道場生が見られるが、家族から反響の大きいカリキュラムである。2泊3日の日程は、「ふるる」の体育館を利用してドッチボールなどの球技やリレー、ジンギスカン、花火、絵とそれを飾るフォトフレーム作り、肝試しなどのレクリエーションとともに、祈祷や、本堂での朝のお勤め、心をみつめる座禅、僧侶の法話と、お寺という場所に触れる縁を大事にしている。体育館や肝試しなどのレクリエーションは、全員が参加しやすいよう若いスタッフが工夫を重ねている。妙心寺の修練道場は、僧侶や寺族、檀信徒の協力だけではなく、過去に道場生だった中高生や20歳前後のOB・OGがサポートスタッフとして参加し大きな力となっている。コロナ禍での中止から再開されて4年目。初参加から毎年参加し続けている道場生たちが上級生になり、下級生に心を配る姿が見られるようになった。ある道場生は夢中にバレーボールをしていたが、突然止めると、近くの下級生に「顔真っ赤だよ、暑いね。一緒にお水飲みに行こう」と声をかけ、手を繋ぎ駆けて行った。声をかけて年々厳しくなる夏の猛暑も今年は段違い。熱中症が心配されたが、スタッフだけではなく道場生同士の協力もあり、大きな怪我や事故なく無事に3日目の修了式を迎えることができた。

 修了証を渡した後、若松住職は「修練道場の3日間、みんなで仲良く楽しく過ごすことを目標にして、とお話ししましたね。家に帰っても家族や友達と仲良く過ごせるように毎日を大切に送って欲しい。」と話した。参加した道場生たちは「みんな優しかった。次は自分が小さい子に優しくできるように」「家に着いたらみんなにいろんな話を聞かせたい」などと口々に、道場の日々を振り返っていた。自身も道場生として参加した後、長年サポートスタッフとして参加している学生は「就職するので今年が最後になるのがとても寂しい。今年は特に恩返しの思いで参加させて貰えた。ここでの時間を大切に生かしていきたい」と話した。

side-niceshot-ttl

写真 2023-01-13 9 02 09

新年のご挨拶。

過去の写真を見る

全国の通信記事

  • 北海道教区
  • 東北教区
  • 北陸教区
  • 北関東教区
  • 北関東教区
  • 千葉教区
  • 京浜教区
  • 山静教区
  • 中部教区
  • 近畿教区
  • 中四国教区
  • 九州教区

ご覧になりたい
教区をクリック
してください

side-report-area01 side-report-area02 side-report-area03 side-report-area04 side-report-area05 side-report-area06 side-report-area07 side-report-area08 side-report-area09 side-report-area10 side-report-area11_off side-report-area12
ひとくち説法
論説
鬼面仏心
購読案内

信行品揃ってます!

日蓮宗新聞社の
ウェブショップ

ウェブショップ
">天野喜孝作 法華経画 グッズショップ
">取扱品目録
日蓮宗のお店のご案内
">電子版日蓮宗新聞試読のご登録
">電子版日蓮宗新聞のご登録
日蓮宗新聞・教誌「正法」電子書籍 試読・購入はこちら

書籍の取り扱い

前へ 次へ
  • 名句で読む「立正安国論」

    中尾堯著
    日蓮宗新聞社
    定価 1,365円

  • 日蓮聖人―その生涯と教え―

    日蓮宗新聞社編
    日蓮宗新聞社
    定価 826円+税

書評
正法
side-bnr07
side-bnr07