全国の通信記事
2025年6月5日号
東京西 教師有志が知覧で慰霊法要
【東京西】東京西部管内の昭和44年生まれの教師らによる「六睦(むつみ)会(森部達彦師等6名)」が6月5日、鹿児島県知覧で「終戦80年 知覧特攻慰霊法要並びに世界平和祈願法要」を執り行った。
法要は、旧陸軍特攻隊員の遺品などを展示する知覧特攻平和会館内の平和観音堂と、特攻隊員の心の拠り所となった「富屋食堂」(現在の富屋旅館)に設けられたトメ観音堂で実施。参加者たちは戦没者の冥福を祈るとともに、戦争の悲劇を見つめ直し、恒久平和への願いを新たにした。
今年は終戦から80年の節目にあたり、会のメンバーは平和の尊さを次世代に伝える重要性を再確認したという。
神奈川2 高南組寺ブロック信行会
【神奈川2】茅ヶ崎市信隆寺において六月五日、高南組寺ブロック信行会として終戦八十周年慰霊法要が開催された。法要に先立ち、導師を務めた信隆寺住職木村邦佑上人から「この法要をただのイベントにしたくないとの思いから、一昨日広島に行き原爆ドームや資料館を直接見て回りました。国内外すべての戦没者を供養し、平和を祈る為のご法要をこれからあげさせていただきます」との挨拶がなされ、十三名の教師、八十名の檀信徒が参列をして厳粛な雰囲気の中法要が厳修され、法要後には修法師会会長・村山智洋上人の地鎮祭に関する講義もあり、五月晴れの中実りある信行会が執り行われた。
2025年6月4日号
神奈川3・小田原市蓮華寺に羽田鳳竜師
六月四日(水)、小田原市蓮華寺において法燈継承奉告式が執り行われ、檀信徒40名、法縁・有縁寺院20名が見守るなか、第四十七世羽田鳳照師から第四十八世羽田鳳竜師へと法燈が厳かに継承された。
鳳照師が礼盤から降り、御宝前にて鳳竜師へと払子を受け継がれ、「先師先哲の遺訓を尊び、行学の二道に励み、日々精進することを誓願するものなり」と奉告文を奉呈された。
謝辞にて鳳竜師は「本日導師として御宝前を拝し、皆さまと法華経・お題目の声に包まれたこの堂内の景色を忘れることなく、日蓮宗僧侶の末席にいる者として、いつでも謙虚にそして一社会人として恥ずかしくないよう、僧侶に相応しい振舞いを心掛け、何事も一所懸命に励んで参ります」と決意を述べ閉式となった。
午後五時からは新住職披露の席が設けられ、檀信徒・寺院百十名が出席、始めに大本山池上本門寺貫首菅野日彰猊下、大本山中山法華経寺貫首新井日湛猊下をはじめ五名の来賓が祝辞を述べた。
祝辞の中で菅野猊下は、鳳照師のこれまでの法歴と宗門にての活躍を称え、新住職鳳竜師へ寺門の更なる発展と宗門内外でのこれからの活躍に激励を述べられた。
また披露宴中にはピアノ・二胡・サックス・雅楽などの演奏が披露され、祝いの席を彩り華やかな時間となった。