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2024年6月25日号
福岡 第52回川施餓鬼法要
第52回 筑後地区 川施餓鬼大法要
【福岡】 6月25日に筑後地区青年会(田中潮成会長)主催の第52回川施餓鬼法要が久留米市の久留米シティプラザ久留米座にて檀信徒約170名を集め開催された。午前10時より村越智研筑後組副長を導師に川施餓鬼法要が執り行われた。
法要後、導師の村越副長より「先日、勉強会にて筑波大学の名誉教授の小澤俊夫先生がおっしゃっていました。昔話は現在では活字で教えることが多いが、昔はお爺さんお婆さんが生の声で語っていました。その声が思い出となり記憶に残るのですと。皆様もご先祖様を大切に思う気持ちをもって法要に参加し、生の声で法華経を読誦することで感謝の思いが届きご先祖様も感謝されお守りいただけます。来年もご参加いただけばと思います。」と挨拶があり続いて来賓の佐野前延福岡県宗会議員より「筑後組寺院は皆様方のお力も借りて災害に遭われた方の慰霊を行いたいと思い、共に法要を執り行いました。意味のある大変良い法要でした。本日のご参詣ご苦労様でした。」と述べられた。
法要に続き昨年度に荒行を成満された2名の行僧による特別祈祷も行われた。
その後、清興として落語家の春風亭一蔵さんによる「竹の水仙」のお話があり大いに笑いに包まれた。
最後の挨拶では、田中潮順福岡県青年会会長が本年元日に起こった「能登半島地震」の勧募を呼びかけた。締めの挨拶として、田中潮成筑後地区青年会会長より謝辞として「52年間この会が続てるのは皆様のお力のおかげです。今後も信仰心、信ずる心を持って参加していただければと思います。ありがとうございました。」と述べて終了となった。
2023年11月7日号
福岡 筑後地区「お題目の集い」
【福岡】筑後組は11月7日、うきは市本佛寺(佐野前延住職)にて、令和五年度筑後地区「お題目の集い」を村越智研副長(みやま市本長寺住職)を導師に、僧侶檀信徒約200名と共に執り行った。
法要後、来賓の刀禰義弘宗務所所長(門司大雄寺住職)は「コロナ禍で思うように活動が出来ませんでしたが、今回のお題目の集いは、本堂いっぱいに檀信徒の皆様がお集りいただいて本当に嬉しく思います。」と挨拶した。
続いて佐野前延宗会議長(うきは市本佛寺住職)は「ご回向の中に道念堅固にしてとありました。お題目を唱える私たち檀信徒の皆様には、心清らかに揺れることなくこれからも信心をお願いします。」と挨拶した。
その後、福井清周師(石川県立像寺住職)の講話が行われた。
福井師は、「鈍刀をいくら磨いても名刀にはならない。しかし磨く本人は変わっていく。皆様もお題目修行で心の鏡を磨く。私の信心はこれでよろしいですか、私のお題目はこれでよろしいですか。と常に仏さまに問いかけて下さい。そういうお心づもりでお題目修行にご精進をお願い申し上げます。」と話された。
その後閉式となった。
2023年11月5日号
福岡 西筑組・海上施餓鬼五十周年記念法要
【福岡】西筑組では、11月5日、日蓮聖人銅像護持教会で、『海上施餓鬼五十周年記念法要』を執り行った。
法要に先立ち、古川龍宏師(糟屋郡法華寺住職)を修法導師に日蓮聖人銅像前で修法が行われ、その後大導師に竹内曜良副長(糟屋郡蓮照寺住職)を迎え、元寇殉難・受難の精霊並びに、各戦役、また海難事故等で犠牲になられたすべての精霊に供養の誠を捧げた。
法要後、休憩を挟み本堂にて、佐賀県多久市を拠点に活動する多久ミュージカルカンパニーによる西ノ原大明神(多久町)にまつわる伝説をミュージカルにした「林姫哀話」が上演された。会場は感動とたくさんの拍手につつまれた。
その後閉式となり、竹内副長は「西筑組海上施餓鬼法要の正確な五十周年は令和3年ですが、コロナ禍で、無参拝法要で執り行わざるをえませんでした。令和5年になり、感染拡大が落ち着きを取り戻しつつあることで本年に記念法要を執り行う運びとなりました。ここに五十周年を迎える事ができましたのは、西筑組門中会寺院歴代各聖・各上人、檀信徒の皆様のご助力によるものと心より感謝申し上げます。」と挨拶をされた。
参加した檀信徒からは、「今回の記念法要は、大変良かった。これからもお上人方と共に供養していきたい。」との声が聞かれた。