全国の通信記事
2024年9月12日号
福岡 龍口法難読誦祈祷会
【福岡】9月12日、日蓮聖人銅像護持教会(立野良顕主管)にて福岡県修法師会(佐野前明会長)主催の龍口法難読誦祈祷会を行い、僧侶檀信徒約50名が参加した。
今年は、福岡県修法師会が主催して50回目の節目の法難会となった。
当日は、9月にも関わらず37度を記録する猛暑となったが多くの檀信徒、僧侶が参加し大粒の汗を流しながら読誦唱題の声を日蓮聖人に届けた。
13時からの法要の後には福岡県宗務所長 刀禰義弘僧正からのご挨拶があり法難会に華を添えていただいた。
その後、佐野会長より「信仰の気持ちが仏さまに通じるか通じないかは、ご自身の気持ちです。向き不向きはありますが、大切なのは前向きやる気です。この気持ちを持って仏様にお題目をお唱えしてお気持ちをお届けしていただきたい。我々修法師も皆様の祈願、願いが叶うよう一生懸命お経をお唱えさせていただきます。暑い日が続きますがまた来年も皆様にお参りいただきますようお願い申し上げます。」とお話された。
お話の後に、能登半島地震への災害支援募金を行った。
最後に特別祈祷が行われ、参拝の檀信徒の皆様も暑さに負けずに自我偈、お題目をお唱えになり解散となった。
2024年7月2日号
福岡 令和6年度寺庭婦人会総会
【福岡】7月2日令和6年度寺庭婦人会総会が西鉄グランドホテルにて刀禰維子会長(北九州市大雄寺)のもと会員約80名が参加して執り行われた。
宗歌斉唱、法味言上の後、刀禰婦人会長より「昨年に引き続き雨ですが、例年担当地区が1年かけて企画しております。この楽しく素敵な総会に来年も多くの方が参加していただければと思っております。」と挨拶した。
来賓の刀禰義弘所長(北九州市大雄寺)が「人間の価値はその人が持っているものではなく、その人が与えたもので測られるとアインシュタインが言っておりました。お寺では要となる奥様方が喜びや希望を檀信徒の皆様に与えていただきたいと思います。」と挨拶した。
佐野前延宗会議員(うきは市本佛寺)は「檀信徒の方々の窓口となるのは寺庭夫人の皆様です。日蓮宗でよかったと思っていただけるような寺院運営を行っていただきたいと思います。」と挨拶した。
村越智研筑後地区副長(みやま市本長寺)は「筑後地区が当番地区として皆様方に大いに楽しんでもらえればと思っております。」と挨拶した。
その後、前年度の活動、決算報告がなされ今年度の予算も無事承認された。
昼食を挟み「原さとみARTdeVivre+」というユニットにてオペラなどの演奏があり会場が一つになって盛り上がった。
雨の中ではあったが、当番地区の計らいにより雨を気にせず参加が出来る場所での開催で大いに賑わった。
2024年6月25日号
福岡 第52回川施餓鬼法要
第52回 筑後地区 川施餓鬼大法要
【福岡】 6月25日に筑後地区青年会(田中潮成会長)主催の第52回川施餓鬼法要が久留米市の久留米シティプラザ久留米座にて檀信徒約170名を集め開催された。午前10時より村越智研筑後組副長を導師に川施餓鬼法要が執り行われた。
法要後、導師の村越副長より「先日、勉強会にて筑波大学の名誉教授の小澤俊夫先生がおっしゃっていました。昔話は現在では活字で教えることが多いが、昔はお爺さんお婆さんが生の声で語っていました。その声が思い出となり記憶に残るのですと。皆様もご先祖様を大切に思う気持ちをもって法要に参加し、生の声で法華経を読誦することで感謝の思いが届きご先祖様も感謝されお守りいただけます。来年もご参加いただけばと思います。」と挨拶があり続いて来賓の佐野前延福岡県宗会議員より「筑後組寺院は皆様方のお力も借りて災害に遭われた方の慰霊を行いたいと思い、共に法要を執り行いました。意味のある大変良い法要でした。本日のご参詣ご苦労様でした。」と述べられた。
法要に続き昨年度に荒行を成満された2名の行僧による特別祈祷も行われた。
その後、清興として落語家の春風亭一蔵さんによる「竹の水仙」のお話があり大いに笑いに包まれた。
最後の挨拶では、田中潮順福岡県青年会会長が本年元日に起こった「能登半島地震」の勧募を呼びかけた。締めの挨拶として、田中潮成筑後地区青年会会長より謝辞として「52年間この会が続てるのは皆様のお力のおかげです。今後も信仰心、信ずる心を持って参加していただければと思います。ありがとうございました。」と述べて終了となった。