全国の通信記事
2023年5月28日号
山口 纏振りのパフォーマンス
【山口】5月28日、山口県の僧侶十数名と檀信徒たちが、美祢市美祢社会復帰促進センターにおいて開催された、豊田前 愛のまごころ矯正展にて、山口県教誨師会として纏ふりのパフォーマンスを行なった。会の発足は五年前。山口県には元々「講」といえるものが無く、纏も手作り、笛や太鼓も他県の指導や動画からの見よう見まねから少しずつ形にしていった。まといは元々火消しが用いた道具。聴衆の煩悩の火を消し去り、笛と太鼓の響きで矯正展を大いに盛り上げた。
2023年2月17日号
山口 財本昌幸師帰山式
【山口】2月17日、下関市豊田町圓正寺に於いて、初行、財本昌幸師の帰山式が行われた。快晴の下、行僧たちは近くの「みのりの丘」から圓正寺までの約300mの道のりを唱題行脚。水行の後、帰山報告式が行われた。
檀信徒約70名が参詣した帰山式は、本山妙法寺山田日潮猊下を来賓に招き、ご祝辞を賜り、先輩、同行の行僧らと共に力強い読経と加持で以って自坊と団信徒に修行の成果を報告した。
2022年5月16日号
山口 宗祖降誕800年管区慶讃法要
【山口】山口県宗務所は宗祖降誕800年管区慶讃法要を5月16日、山口市ホテルニュータナカにて開かれた。
県内寺院より僧侶が参列し、檀信徒に於いては新型コロナ感染拡大防止の観点から参加を見送られた。
同大会はコロナ禍の影響で令和2年度、3年度は行う事が出来ず今回の開催となった。
令和2年より慶讃法要に向けて各寺院の檀信徒の方々に写経のお願いをしており千数百枚が集まった。
大庭祥秀宗務所長導師の法要においてお題目が響き渡りその後に但行礼拜写経奉納、開眼修法、祈願回向等が厳かな雰囲気の中で行われた。法要後に大庭祥秀所長は「檀信徒の皆様よりお預かりしていた心の籠もった写経が今回無事に奉納出来て本当に良かったです。」と話した。