全国の通信記事
2026年3月12日号
神奈川3 防災研修
【神奈川3】三月十二日(木)、神奈川県第三部社会教化事業協会(黒澤龍章会長)は、小田原市千代本立寺を会場に防災研修を行い、管内教師と寺庭婦人など22名が参加した。
研修として日本赤十字社より防災セミナーの講師三名を迎え、「災害へのそなえ、地震・大雨・土砂災害について」の講義を受けた。
講義後は参加者が四つのチームに分かれ「避難所体験」題してカードゲーム形式の避難所生活模擬体験を行った。
小学校などの公共施設が避難所として用いられるが、一つの施設に年齢や心身状況の異なった様々な避難者が集まる状況で、どのように避難所を運営したらよいかチームで話し合い、限られた物資と環境の中で全ての人がストレスなく過ごせる場を作ることの難しさを学んだ。
管内でもいつ大規模な災害が発生するかわからない状況で、日頃からの防災への備えと正しい防災知識が不可欠であると有意義な時間となった。
2026年3月7日号
新潟西 中嶋教大師帰山報告式
【新潟西】3月7日、中嶋教大師が自坊である妙国寺で第再再行帰山報告式を行った。
今回の加行中、中嶋師は百日間全行僧の読経をリードする全堂木柾師の任を務めた。また、入行直前の10月には師父である教高師が遷化し、大きな決意を持っての入行だった。
中嶋師は「神仏の御加護と仲間の支えがあっての百日間だった。待っていてくれた檀信徒の方々に感謝したい」と挨拶で語った。
2026年3月2日号
埼玉 北関東教区布教講習会
【埼玉】令和7年度北関東教区布教講習会が3月2日、さいたま市のホテルブリランテ武蔵野において開催された。冒頭、当番管区を代表して埼玉県宗務所長の石黒淳明上人(川口市感應寺住職)が挨拶に立ち、本講習会を無事開催できたことへの感謝を述べた。
講習会では、石川県第二部宗務所長大句哲正上人(珠洲市本住寺住職)が「いのちに合掌〜災害管区の取り組みや復興状況について〜」と題して講演。令和6年元日に発生した能登半島地震から二年余りが経過した被災地の現状と、災害管区の取り組み、復興への歩みについて、自らの体験を交えながら語った。
発災直後、珠洲市では深刻な断水が続き、飲料水の確保はもちろん、生活用水も不足し、日常生活そのものが成り立たない状況であったという。水の確保が命に直結する現実を痛感した体験から、「水は最低でも三日分を必ず備えてほしい」と日頃の備えの重要性を強く訴えた。
被災直後、信者から「神も仏もあったもんじゃない」との言葉を投げかけられたことが今も胸に残っているといい、「深い悲しみの中から発せられた言葉に、何も言い返すことができなかった」と当時を振り返った。そのような中で大句上人は「根拠はないが、笑顔でいるよう努力した」と語り、人の心に寄り添う姿勢の大切さを説いた。
復興とは単なる建物の再建ではなく、人の心の再建でもある。能登の現実は決して遠い出来事ではないとして、日頃からの備えと人と人とのつながりの大切さを呼びかけ、参加者は災害への備えについて改めて考える機会となった。



















