全国の通信記事
2014年11月8日号
長崎常在寺でチャリティーコンサート
【長崎】11月8日、第3回常在寺音楽祭「災害チャリティーコンサート」が川棚町常在寺(合川天心住職)にて開催された。夕方5時半、波佐見町の鹿山雷神太鼓による迫力ある太鼓の演奏で音楽祭がスタートし、昨年に引続きAdvanced Music Gallery(通称AMG)のビッグバンドによるジャズ演奏や僧侶の声明や読経とのセッションに、来場した200名余は酔いしれた。準備全般の責任者であった信徒青年会長の広田洋一さんは「いろんな地域のいろんな方々がその垣根を払って純粋に楽しんで頂きたい」と話し、その言葉の通り、常在寺檀信徒はもとより、町長、議長はじめ、初めて常在寺を訪れたという方々、宗教・政治という枠を乗り越えて多くの人々で賑わった。初めて来場したという人は「お寺は縁遠い存在だったが、今回のコンサートで身近に感じることができた」「お寺でこんなに盛り上がれるとは思わなかった。また次回も楽しみたい」「ジャズ演奏とお坊さんによるお経が、あんなにマッチするとは思わなかった」と話し、演奏者の一人は「自分たちの音楽にお坊さんの読経が入れば、想像も付かないような世界が広がるんだなと感じながら演奏できた」などと語った。音楽祭を主催した常在寺住職 合川天心僧正は「お寺はもともと文化・芸術の発祥の場所。音楽が大衆に普及したのも仏教音楽の影響が大きい。個人が尊重され、周りとの距離が遠くなって近所に誰が住んでいるのかわからなくなっている現代に於いて、お寺は点と点を繋ぐ線になれる存在。お寺の門戸を開放し、誰が来てもホッとできるような空間を提供していきたい」と結んだ。
2014年10月19日号
滋賀・東日本大震災復興支援 ミニコンサート
【滋賀】大津市喜登閣教会(奥邨正寛住職)は10月19日、第四回東日本大震災復興支援チャリティミニコンサートを全国日蓮宗女性教師の会協力のもと開催、僧侶檀信徒ら約三十人が参加した。
参列者は犠牲者の冥福と被災地の早期復興を祈念し、一心にお題目を唱えた。
奥邨正寛住職は「復興は中々進んでいない。テレビではあまり分からないが被災地に行けばその事が良く分かる。しかし復興にばかり目が行き、一万数千人の無くなられた方々の供養が滞っている様に思える。皆様方には是非被災地に赴きその惨状を目の当たりにし手を合わせて頂きたい。」と述べた
法要後、チャリティコンサートが行われ眞野美佐子(中部学院大学教授)先生による宮沢賢治の歌を披露。
その後、バザーが催され参加費を桜の苗木を植える桜基金として被災地に贈られる。
安曇野市一乗寺ほうおん音楽
【長野】安曇野市一乗寺(千野泰信住職)で「ほうおん音楽会(おんがくえ)」が10月19日に行われ、壇信徒や近隣の方など約80人が集まった。
今年で2回目の開催となる吹奏楽コンサートは、昨年同様に指揮者の戸田顕さん率いる松本ウィンズ・コンソートが本堂内にて演奏した。この松本ウィンズ・コンソートには千野住職も所属しており、コンサートの中では金管楽器以外にも仏具を取り込んだ演奏があるなど、昨年とは違った趣向が凝らされていた。中でも、戸田さんによる編曲で宗歌「立ち渡る」や法華和讃「聖詠~日蓮聖人御一代記」を一乗寺の和賛会と共演したのは寺院ならではのコンサートとなり皆が聴き入っていた。他にも話題となったディズニー映画『アナと雪の女王』主題歌や、クラシックの曲目としては地元の高校生でローザンヌ国際バレエコンクール優勝を飾った二山さんで話題となったバレエの曲を選ぶなど、今年一年を振り返
れるような曲目となっていた。
お寺と吹奏楽の歴史を振り返る解説があるなど、2回目の開催とはいえ初めて訪れた人にもわかりやすい内容となっていた。訪れた人には「コンサート自体にあまり訪れたことはないが、良い時間が過ごせた」「お寺で吹奏楽の演奏というのが面白い」と感想を持つ人たちもいたようだった。
午前に同寺で行われた慈母観音例大祭と芸術の秋が相まって、訪れた人々の心に響く「ほうおん」は盛況のうちに幕を閉じた。



















