全国の通信記事
2024年11月22日号
大阪市 声明師会が教師対象研修会
【大阪市】11月22日(金)、大阪市声明師会(中村貫慧会長)主催による令和6年度教師対象研修会が大阪府社会福祉会館にて開催された。
今年は講師に大阪市宗務所伝道担当事務長・宗林寺住職・有本智成師をお迎えし、宗定『日蓮宗法要式』第2篇・第1章の二大得意のうち「厳粛」について講義を賜った。
法要の根本的な心構えは優陀那院日輝上人著『充洽園禮誦儀軌』の理念に基づき、「尊重」が精神、「厳粛」が態度であり、その態度について多岐に亘ってご教示頂いた。管内外より参集した30人の聴衆は初心にかえって、法要に対する心構えをあらたにしていた。
北海道北 布教研修会
【北海道北】令和6年11月22日、旭川市妙法寺にて道北布教師会(中村啓承会長)主催による『管区布教研修会』が開催され、24名の教師が参加した。講師には管内の教師である香川一乘師(枝幸町妙遠寺前住職、道北布教師会前会長)を迎え「法話のタネ」と題して講演を行なった。香川師は冒頭の挨拶で「今回、提供する資料は自分自身にとっては法話の”ネタ”であるが、皆さんにとってはまだ”タネ”であります。それぞれでアレンジし養分を与え立派な花を咲かせて下さい。その時に初めて皆さんにとっての法話の”ネタ”となります。」と話され、コピー用紙100枚近くに及ぶ資料を元に、ご自身が40年間にわたり蓄積してきた”法話のネタ”を惜しげも無く開示された。資料には香川師が実際にお通夜や法事、お寺の行事等で行なってきた法話の内容が事細かに解説されており、正に法話の教本と言えるものであった。参加者も熱心に耳を傾け「明日の法事で使わせていただきます。」「自分のネタに出来るよう精進します。」との声が聞かれ、あっという間に90分の講演が終了した。
2024年11月20日号
大阪市 和泉学園スポーツ交歓会
【大阪市】11月20日、大阪府阪南市の和泉学園少年院にて日蓮宗大阪市社会教化事業協会・大阪日蓮宗青年会共催、和泉学園スポーツ交歓会が5年ぶりに開催され、教師11名の参加があった。
交換会では藤本経尚社教会会長、服部泰敬青年会会長の学園生に向けた挨拶のあと、両会長より寄贈品(バドミントンのラケット並びにウォーターダンベル)の贈呈があった。
今回は体育館においてバドミントンを行った。学園生と教師がペアを組み、ダブルス形式で競技が行われた。開始当初は緊張した様子だったが、試合を重ねていくうちに次第に笑顔が見られるようになり、白熱した試合の中でも楽しんでいる様子が伺えた。
決められたルールの中で、バドミントンを通じて、学園生と教師が連携し助け合いながら、汗をかいた有意義な時間であった。スポーツ交歓会の後は、説明を頂きながら学園内の施設見学行い閉会となった。