全国の通信記事
2026年7月22日号
栃木 教師研修会
【栃木】宗務所は7月22日、宇都宮市妙金寺(野澤智秀住職)で教師研修会を開催し、管内僧侶17人が参加した。日蓮宗宗務院寺院僧籍課課長 根本康秀師を講師に迎え、「包括法人『日蓮宗』に所属する私たちの務め」と題して研修会を行った。宗教法人法の目的や基本理念、宗教法人法に基づいた「日蓮宗宗制」について解説し、また役員改選届など書類作成上の注意点、書き方について詳しく説明した。質疑応答では書類作成に関して具体的な質問が飛び交い、有意義な研修会となった。
2026年7月10日号
大阪市 社教会研修会
【大阪市】7月10日(金)、大阪市中央区谷町の妙光寺において、大阪公立大学都市科学・防災研究センター(および大学院現代システム科学研究科)の生田英輔教授を講師に迎え、日蓮宗大阪市社会教化事業協会主催の研修会が開催された。管内・外の教師、檀信徒、一般参加者併せて約40名の参加があった。
第1講では「改めて考える南海トラフ地震とは」をテーマとして講義、一級建築士で防災士でもある生田教授は最新の科学的知見に基づき、今後30年以内の発生率が60%~90%程度以上、最大想定死者数30万人という南海トラフ地震の被害想定を始め、都市部特有の危険性を具体的に提示された。津波だけでなく、揺れによる建物倒壊、火災被害も大きいことを説明された。
続く第2講は「コミュニティ防災と人材育成について」の講義、この中で生田教授は、「人がいてこそのコミュニティであり、人がいないとコミュニティは成り立たない」と述べられ、災害時に個人ができることに限りがあるからこそ、平時から1人1人が防災を学び、防災計画に基づいた訓練や人材育成を通じて、共に支え助け合うコミュニティを築く大切さを訴えた。
さらに、防災活動の先導者ともなる「防災士」の活動についても言及、参加者に向けて「ぜひ多くの方に興味を持っていただき、防災力を高める先頭に立ってほしい」と呼びかけた。
研修会は、盛況のまま閉幕。参加者からは「南海トラフの危機感を改めて持ち、自分たちに何ができるか考えるきっかけになった」「防災士の資格取得に挑戦してみたい」といった前向きな声が聞かれ、防災意識を強める有意義な一日となった。
2026年7月9日号
宮崎鹿児島沖縄・青年会で知覧戦没者慰霊行脚
【宮鹿沖】7月9日鹿児島県南九州市知覧町で宮崎鹿児島沖縄県三県日蓮宗青年会が主催で戦没者慰霊行脚を青年僧13名で行った。この地は、陸軍基地があり第二次世界大戦時本土最南端だったということもあり最も多く全特攻戦死者1, 036名のうち、439名が知覧基地から出撃した土地である。
その多くの特攻隊員のお世話をしていたことから「特攻の母」と呼ばれ、親身に接した鳥浜トメさんが営んでいた軍指定食堂の「富屋食堂」(現在は資料館「ホタル館 富屋食堂」)から行脚を出発し、特攻戦死者1, 036名の御霊の眠る特攻平和観音堂にて一読した。
全国日蓮宗青年会立正平和運動委員長の宮崎県日向市本光寺 副住職 吉良貴徳師は「今年は宮崎・鹿児島・沖縄に加え、長崎県・千葉県・沖縄県のお上人にもご参加いただき、真夏の強い日差しが照りつける中、お題目をお唱えし、慰霊と追善供養を心を込めてお勤めすることができました。
立正平和委員長として皆様とともに汗を流し、お題目と法華経をもってご供養できたことを大変ありがたく、また尊いご縁であったと感じております。
6月23日の沖縄慰霊行脚、7月の知覧慰霊行脚、そして8月の長崎慰霊行脚と、戦争で尊い命を落とされた方々へ祈りを捧げ、平和への誓いを新たにすることは、私たち日蓮宗僧侶にとって大変重要な使命であると改めて感じております。
この度の慰霊行脚にご参加、ご協力くださいましたすべての皆様に、心より厚く御礼申し上げます。」と述べた。



















