全国の通信記事
2024年7月4日号
秋田・伝道会で盲導犬募金活動
【秋田】日蓮宗秋田県伝道会(藤倉信行会長)主催の盲導犬募金が7月4日、秋田ぽぽろーどで行われた。当日は管内僧侶7名、県内盲導犬使用者2名の9名が参加し、盲導犬の育成や盲導犬使用者への支援のため呼びかけを行った。
当日は平日の昼間ということで学校帰りの学生や家族連れなどが多く足を止め、募金に協力し、中には「盲導犬募金には毎回来て募金しにきている」と語る人や、盲導犬に近づき募金をする家族の姿が見られた。
藤倉会長は「盲導犬を貸与することも、もちろんですが盲導犬の医療費やエサ代などに悩む使用者もいると聞いています。そういった方々への支援の為にも募金活動を続けていく」と述べた。
秋田県伝道会では昨年県内の視聴障害者へ盲導犬を貸与しているが、盲導犬の育成や貸与された盲導犬の医療費等多くの費用がかかる為7月と9月の年2回盲導犬募金を行っている。又秋田県内の日蓮宗寺院と、その檀信徒の協力による「1日10円運動」の募金活動、バザー活動などを行っている。
2024年6月30日号
千葉東 修法師会「読誦研修会」
【千葉東】修法師会主催の「読誦研修会」が多古町 妙興寺(冨永観瑞代務住職)にて開催されました6月30日、。寺庭婦人2名と共に修法師会(三谷恵乗会長)及び青年会(長谷川雄宣会長)の会員20名の僧侶が精一杯の声を張り上げて総要本を読経修行しました。二座目には修法師会会長の導師で御宝前 宝楽 加持祈禱がなされた。冨永観瑞代務住職は「何年もかかりましたが、檀家の皆さんのお陰でお寺が少しずつ改修され、綺麗になってきました。自分は住職しているお寺があるので、近くてもなかなか来られませんが、総代の方々は毎日、本堂の雨戸の開け閉めに来て下さっております。有り難いことです。今日もこんなに多くのお坊さんに多くのお経を読誦していただきありがとうございました。」と頭を下げてお礼を述べていた。
2024年6月27日号
大阪市 近畿教区勧学院教学研修会
【大阪市】6月27日、第39回近畿教区勧学院教学研修会がホテルアウィーナ大阪に於いて開催され近畿各地より50人が受講した。前年までは1泊2日で講師2人に講義を賜っていたが、今年は1日で講師に勧学院勧学職の中尾堯文先生に来阪頂き、「日蓮聖人と日蓮宗の本尊勧請」と題し80分、3講の講義を賜った。90歳を過ぎたお歳にもかかわらず、講義の間椅子に座ることもなく、矍鑠としたお姿で資料を交えながら、分かりやすく丁寧なお話をして頂いた。法華経に説かれる虚空会で演じられた壮大なドラマを具現化したものが、大曼荼羅であること。また、その中の諸仏諸菩薩等の解説を頂き、そこに込められた日蓮聖人の想いをお話頂いた。さらに『私たち僧侶は、「曼荼羅本尊」によせる信仰を確認し、この信仰を「南無妙法蓮華経」のお題目を信じ唱えることによって表明し続けなければならない。』と締めくくられた。集まった受講者は学生の頃に戻って、講義を熱心に聴講しお題目への信仰を新たにしていた。全講義終了後、近畿教区長より修了証の授与があり、閉会した。