全国の通信記事
2024年4月29日号
神奈川2 第15回チャリティーコンサート
【神奈川2】横須賀西ロータリークラブ(楠山泰道会長)主催、社教会(楠山泰延会長)、横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第15回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人・大学生・三浦学苑高等学校のインターアクトクラブの生徒ら、延べ二百人が参加した。
同ロータリークラブは毎年四月二十九日、国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、この事業の募金は「命 輝かすために 子ども達に明るい未来を」をスローガンに、災害被災地の子どもたちの教育施設などで幅広く活用されている。
コンサートの中では、それぞれ大明寺で活動している、大明寺合唱団「ロータス」、僧侶とその仲間たちによるバンド「BREY(ブレイ)」と双子デュオ「健太康太」らが演奏や歌を次々披露して会場を盛り上げ、終始盛況の中でコンサートは終了した。
会場ではT・M良薬センターによるチャリティーグッズの販売や、社教会による出店も行われ、募金や出店の売上金はT・M良薬センターを通じて能登半島地震被災者支援に使われる。
2023年10月21日号
神奈川3 かみふなかミニコンサート
【神奈川3】10月21日(土)、小田原市蓮華寺(羽田鳳照住職)は地元コミュニティ組織との共催で「かみふなかミニコンサート」を開催し、初出演の5つ出演団体・個人を含め計14組が出演。180名を数える来場者が演奏を楽しんだ。出演者は近隣中学校の吹奏楽部や、バンド演奏・三線・三味線・オカリナ・コカリナ・雅楽などの演奏があり、午前9時30分から午後4時30分までの間、演奏と手拍子などが途切れることなく音色が響いた。この発案者であり自身もサックス四重奏で出演した羽田鳳竜修徒は「前回開催時アンケートに、継続的な開催を希望される声をたくさん頂戴し近隣関係者と協議した結果で今日を迎えることができました。たくさんのお力添えのおかげで素晴らしい【みんなの手作りコンサート】ができました。全ての皆さまに感謝申し上げます。」と終演時に来場者と関係者へ語った。今回で2回目の開催となったコンサートでは前回同様に民生委員やボランティアなどによるおにぎりや豚汁の軽食と食品フードロスの活動に参画している団体からの寄付された菓子などを来場者と出演者に振る舞い、それぞれが自由に会話などを楽しみ、互いに交流できるスペースを設けるなど、地域住民の憩いの場も担っていた。
来場者アンケートでは「演奏者も来場者も全員が温かい雰囲気で気持ちの良い時間を過ごすことができた」「お寺で多彩な音楽を楽しみ、良い一日を過ごすことができた」「様々な人たちのつながりが楽しく、自分は良い人生を送っているということを実感することができた」との感想があった。
2023年6月7日号
三重 お寺で弦楽五重奏コンサート
【三重】熊野市 本乗寺(冨田周温住職)において、6月7日「お寺で弦楽五重奏コンサート」が開催され、本乗寺の檀信徒と地元地域の方々の34名が参加した。
この弦楽五重奏コンサートは本乗寺 冨田周温住職の弟である冨田大輔氏と桑名市出身で東京藝術大学准教授である植村太郎氏が企画。
3年前に鈴鹿市の椿大神社で第1回が開催され、今回は7日に本乗寺、8日 尾鷲市妙長寺、9日 桑名市顕本寺の3日間で行われた。
この企画は、地元地域の方に向けてコンサート会場ではないところでの演奏、また若手演奏家の育成をコンセプトとしており、今回は東京藝術大学の学生2名も参加し演奏した。
今回のコンサートではモーツァルト作曲の弦楽五重奏曲一番 変ロ長調 作品一七四 他4曲が演奏され、最後にアンコールとして蛍の光が演奏され、馴染みの曲に参加者からこの日最大の拍手がおくられた。
この日自坊での演奏となった冨田氏は、「地元の方や昔からお世話になっている方々に聴いていただけたことはもちろんであるが、祖母や家族の前で演奏できたことは、自分にとって大事な目的でもあったのでとても有難かった。」と述べられた。