2025年5月3日
新潟西 かる大仏コンサート
【新潟西】長岡市村田の治曆寺で5月3日、大仏開眼法要「ひかる大仏コンサート〜荘村清志ギターリサイタル」が開催され、打ち上げ花火や荘村清志さんのギターが華を添えた。
治暦寺31世遠慈院日厚上人の命日のこの日、廣川潮月住職導師のもと約80名が参列し「ひかる大仏」の開眼法要が営まれた。大仏は本堂中央に安置され温かな光を放っていた。
また、合わせて世界的クラシックギター奏者・荘村清志さんのギターリサイタルが開催された。演奏が始まると堂内はその高度で深みのある音色に魅了され、参列者は幽玄に響くギターに静かに聞き入った。演奏を聴いた人の口からは「魂が揺さぶられるようだ」「ズーンと心に響いた。心豊かに帰れる」「非日常の時間、静寂の中での演奏がとても良かった」と感想が漏れ聞こえた。
庄村さん自身お寺での演奏は初めてで「日蓮宗のご祈祷は初めて、すごい迫力。私もお祓いをいただき大変感銘を受けた。55年の演奏活動の中で初めての経験」と語っていた。
廣川住職は「先々代の命日に合わせ法要もリサイタルもできました。」と感謝を述べると「ひかる大仏は素晴らしい作品です。暗くなってくるとまた違って見えるので是非ともお楽しみください。ご先祖を大切にすることは自分を大切にすることで全てつながっている。必ずなにかの形で自分に戻ってくる。感謝の気持をもっていただきたい。」と参列者に語りかけた。
ひかる大仏は現在東京藝術大学院生の李函撏(リ・カンュン)さんから寄進された。令和5年に廣川潮月師が治暦寺住職に就任する際にも仏頭を寄進しているが今回は全身が制作され、新たに奉納された。平和への願いを込め表面には世界各地の新聞紙が貼り合わせてある。ワイヤーで吊るし空中に浮くこともできる。
荘村さんは9歳からギターを始め、父荘村正人さんに手ほどきを受け後に小原安正氏に師事する。1963年、来日した巨匠ナルシソ・イエペスの歓迎演奏会で師に認められ、翌年16歳で単身スペインに渡りイエペスに師事。69年に20歳で帰国後日本デビュー。「テクニック・音楽性ともに第一人者」との高い評価を受ける。2024年喜寿&デビュー55周年。現在東京音楽大学特任教授。



















