全国の通信記事
2025年5月26日号
北海道東 遠紋地区寺庭婦人会会議
【北海道東】遠紋地区寺庭婦人会会議が5月26日、佐呂間町正法寺で開かれ3ヵ寺の寺庭婦人と北村舜襄院首が参加した。決算報告、事業案が承認され、地域の諸問題について話し合った。
2025年5月18日号
大阪三島 ACPE100周年大会に参加
【大阪三島】乾性寺住職阪田祐光師は、アメリカ時間5月18日~22日にかけ、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスにて開催されたACPE(Association of Clinical Pastoral Education)の100周年大会に参加した。
ACPEは病院等での患者のスピリチュアルケアを行う宗教者(チャプレン)の育成協会。阪田師はコロナ禍での出会いをきっかけにこの活動の重要性を認識し、自身も令和4年から大阪市内のクリニックにてチャプレンとして勤務している。今回の渡米は、チャプレンの指導者の勧めを受けてのものだった。
「日本でもチャプレンは広まっていくべきであると考えており、この分野の先進国であるアメリカからは学べることが多いと思い」参加したという。「願わくは、その先駆けは日蓮宗であってほしい」とも述べる。
阪田師はアメリカにおけるアフリカ系女性の苦しみについての講演会のほか、聖職者自身のケアについて論じる講演会に出席した傍らで、他の参加者たちとの交流も行った。それらを総括し「非常に有意義だった」と述べる。
その理由は、世界のトップレベルのチャプレンたちとの交流ができたため。インドに生まれ、渡米してチャプレンを知り、現在ではアラスカ州で後進の指導を行っている聖職者、ナイジェリア出身でやはり同じように米国内で指導を行う神父など、様々な背景を持つ人々と時間を共有することができたようだ。
阪田師は今回の大会の中で、仏教僧のチャプレンがあまり見られないことに気づいた。元々チャプレンはキリスト教から始まったものであるものの、現在ACPEで提供されるカリキュラムは宗教を超えたものとなっている。そうでありつつも、やはりまだまだキリスト教聖職者の領分であると感じたらしい。
「自身が続けていくことによって、仏教、とくに日蓮宗のチャプレンという新しい潮流を作るきっかけになるかもしれない。引き続き精進していきたい」と阪田師は述べる。
2025年5月9日号
北海道東 新協議員が初会合
【北海道東】管内4地区の協議員が新たに選出され、第1回の会議が5月9日に釧路市法華寺で開かれた。次期宗会議員選挙についてや規約内容などについて話し合った。