2026年7月10日
大阪市 社教会研修会
【大阪市】7月10日(金)、大阪市中央区谷町の妙光寺において、大阪公立大学都市科学・防災研究センター(および大学院現代システム科学研究科)の生田英輔教授を講師に迎え、日蓮宗大阪市社会教化事業協会主催の研修会が開催された。管内・外の教師、檀信徒、一般参加者併せて約40名の参加があった。
第1講では「改めて考える南海トラフ地震とは」をテーマとして講義、一級建築士で防災士でもある生田教授は最新の科学的知見に基づき、今後30年以内の発生率が60%~90%程度以上、最大想定死者数30万人という南海トラフ地震の被害想定を始め、都市部特有の危険性を具体的に提示された。津波だけでなく、揺れによる建物倒壊、火災被害も大きいことを説明された。
続く第2講は「コミュニティ防災と人材育成について」の講義、この中で生田教授は、「人がいてこそのコミュニティであり、人がいないとコミュニティは成り立たない」と述べられ、災害時に個人ができることに限りがあるからこそ、平時から1人1人が防災を学び、防災計画に基づいた訓練や人材育成を通じて、共に支え助け合うコミュニティを築く大切さを訴えた。
さらに、防災活動の先導者ともなる「防災士」の活動についても言及、参加者に向けて「ぜひ多くの方に興味を持っていただき、防災力を高める先頭に立ってほしい」と呼びかけた。
研修会は、盛況のまま閉幕。参加者からは「南海トラフの危機感を改めて持ち、自分たちに何ができるか考えるきっかけになった」「防災士の資格取得に挑戦してみたい」といった前向きな声が聞かれ、防災意識を強める有意義な一日となった。



















