2026年6月11日
山梨4 公開講座
【山梨4】令和8年6月11日(木)山梨県笛吹市スコレーセンターにて、山梨県第四部宗務所、管区公開講座「寺院の危機管理と寺庭の役割~能登の被災体験から見つめ直す、お寺の守り方~」を開催した。
講師には石川県七尾市本延寺・輪島市妙相寺住職河崎俊宏氏と奥様河崎麻代さんご夫妻が招かれた。前半は、河崎住職が、参加者30名以上の前で、令和6年1月1日午後4時10分に発生した能登半島地震(マグニチュード7.6)の壮絶な実体験を語ってくれた。
発災直後から大津波警報があり、河崎氏の本延寺に避難してきた人々への対応・甚大な被害・先が見えない不安など、臨場感のあるお話に皆が引き込まれた。多くの命を失った大地震、また生き延びた人々も、住宅被害、火災、豪雨水害と困難は続き、避難所生活と刻々と変わる被災地の状況に翻弄されたという。
しかし、その中でも光明はあり、檀信徒の方々の協力や、日々培ってきた地域住民との信頼関係は大きな力になったという。また宗門ボランティア活動の方々がいち早く緊急支援物資を届けてくれたこと、身延山大学の仏像修復部門の力など、多くの支えがありましたと河崎氏は心からの感謝を伝えてくれた。
講座の後半では、麻代さんも災害時の寺庭の役割と、体験による日々の生活の中での備えを多く語ってくれた。
参加者は、「いつどこで、想像もつかない災害が起こるということを聞き、その中で寺院の危機管理、お寺の役割を学ぶことができた。とてもありがたい、有意義な講座だった。本当にありがとうございます」と講師の方々に大きな拍手を送っていた。



















