2026年2月28日
京都1 本法寺で大国祷会
【京都1】2月28日、京都市上京区の本山本法寺(瀬川日照貫首)において、日蓮宗京都府第一部宗務所・日蓮宗京都府第一部修法師会の主催、日蓮宗京都府第一部檀信徒協議会・日蓮宗京都府第一部寺庭婦人会・京都日蓮宗青年会の後援のもと、大国祷会が厳修された。
大国祷会は、世界平和と国家安泰を祈念する日蓮宗の重要な法要である。当日はまだ寒さの残る一日であったが、多くの檀信徒や参拝者が来山し、堂内は祈りの熱気に包まれた。
正午からは「こども祈祷」が行われ、子どもたちの発育成就や通学安全、無病息災が祈願された。参加した子どもたちは数珠を手に、少し緊張しながらも丁寧に合掌し、真剣な表情で御祈祷を受けた。御守りとお菓子を受け取ると笑顔がこぼれ、堂内は和やかな雰囲気に包まれた。
続いて、加行所を成満した修行僧4名による水行が奉修された。冷水を浴びながら力強くお題目を唱える姿は参拝者の胸を打ち、厳粛な空気が境内を引き締めた。
本堂では、管内寺庭婦人会による和讃の奉納も行われ、澄んだ歌声が堂内に響き渡った。やがて瀬川日照貫首を導師に、京都の修法師10名と行僧3名が出仕し、大国祷会の法要が厳修された。太鼓の音とともに唱えられる力強いお題目が堂内にこだまし、約70名の参拝者も一心に合掌。世界平和と国家安泰、そして各家庭の安穏を願う祈りが重なり合い、堂内は荘厳な法味に満ちた。
また、境内にはキッチンカーが出店し、温かいうどんや蕎麦、たこ焼きなどが振る舞われた。参拝を終えた人々は湯気の立つ食事を囲みながら談笑し、境内は終日にぎわいを見せた。祈りの厳かさとともに、地域の絆を深める温かな交流の場ともなり、笑顔あふれる一日となった。



















