2025年2月22日
滋賀 護法統一信行会
【滋賀】宗務所(稲葉英量所長)主催、檀信徒協議会(勝見茂司会長)協賛のもと護法統一信行会が2月22日、大津市ピアザ淡海にて開催。教師檀信徒約100人が参加した。
法味言上後、稲葉英量所長は「日蓮聖人のご遺文の中で『修行の肝心は不軽品にて候なり。』とある。その不軽品の二十四字に『我深く汝等を敬う。』この『深く』に妙味がある。言うのは簡単であるが実践するのが中々難しい。今日この信行会を機会に少しずつでもって実践出来るよう殻を破って頂き、実のある一年にして頂きたいと思う。」と挨拶した。
その後、名引常観上人(神戸市妙信寺修徒・兵庫東部布教師会会長)を迎え「信じる力」と題し講演。「法華題目抄に『夫れ仏道に入る根本は信を以て本とす。五十二位の中には十信を本とす。十信の位には信心初め也。たとい悟り無けれども信心あらん者は鈍根も正見の者也。たとい悟り有れども信心無き者は誹謗闡提の者也。』と著されている、これは何よりも信じる力が大切であると日蓮聖人は仰られておられる。」と母親が病に罹った際に師父と共にお題目修行によって回復した自身の家族の話に檀信徒はお題目のありがたさに目を潤ませた。
講演後、今年第五行として成満した龍王寺副住職福山賢晃上人を導師として修法師会による法楽加持で参加者の信行増進を祈願し信行会を締め括った。