全国の通信記事
2025年1月24日号
千葉北 中山法華経寺で消防訓練
【千葉北】令和七年一月二十四日、大本山中山法華経寺で、消防訓練が行われた。
毎年一月二十六日は、文化保存とともに防災の意識を高めようと、「文化財防火デー」と銘打たれ、全国各地で消防訓練が行われる。
中山法華経寺には、国宝・国指定重要文化財が多数あるため、一月二十四日、市川市教育委員会・市川市消防局・法華経寺自衛消防隊合同により、今年も防災訓練が実施された。
重要文化財である祖師堂が、大規模な地震により倒壊し、火災が発生したという想定で
午前十時に消防のサイレンを開始合図に、、
法華経寺職員による通報・参詣者の避難誘導
・文化財の避難・初期消火がスピーディに行われ、消防隊消防車・救急車が配備、市川消防局消防放水車から祖師堂への放水も行われ、実践的な訓練となった。
訓練には、近隣幼稚園はじめ、地域住民も参加し、有事の際に地域ぐるみでの協力が再確認されることとなった。
大阪豊能 立正身延会の研修会・総会
【大阪豊能】身延山檀信徒研修道場修了者を中心に組織される豊能立正身延会の研修会と総会が1月 24 日に能勢町善福寺で開催され、会員ら35人が参加した。
桑木茂光宗務所長を導師に法味言上と年中安泰の祈願、今年度の会員物故者へ追善の誠が捧げられた。続いて能勢町清普寺住職 村上順雅師の法話「本山巡りについて」を聴聞した後、豊能日青会主催の寒行唱題行脚を実施。総会と親睦会では久保文昌氏会長の再任が決まり、さらなる同会の発展・寺院と檀信徒の和融を誓った。
2025年1月22日号
埼玉 川口市本覚寺で入寺式
【埼玉】1月22日、川口市本覚寺に於いて、第40世細江健太師の法灯継承入寺式が執り行われ、僧侶、檀信徒、町会等から、約80名が列席した。
法要の前に、新住職と式衆、檀信徒一行は、世話人宅から、団扇太鼓を先頭に練り行列を行い、山門より境内へと入った。本堂前にて力強いお題目が響き渡った。
法要では、令和4年10月10日に第39世細江正直上人の遷化後、約2年間本覚寺代務住職をつとめた川口市妙仙寺外岡信昭師より第40世細江健太師へ払子が継承された。
健太師は、沢山の方々へ感謝の言葉を述べつつ、これから住職として、当山の興隆、宗門の発展に尽力していきたいと決意を誓った。