日蓮宗新聞

2024年12月1日号

日中韓仏教友好交流会議日本身延山大会開く

日中韓仏教徒① 山梨県総本山身延山久遠寺で「第24回日中韓仏教友好交流会議―日本身延山大会―」(主催=日中韓国際仏教交流協議会)が10月30日に開催され、各国から僧侶・信徒計約300人が集まった。同会議は、1993年の日中友好仏教協会創立40周年記念大会(京都)で、趙樸初中国佛教協会長(当時)が「三国仏教界に黄金の絆を構築しよう」と提案し、95年の北京での第1回に続きソウル、京都・奈良で開かれ、今まで中国、韓国、日本の順で開催されている。8回目の日本での開催となる身延山大会のメインテーマは「共栄社会の構築における仏教精神の可能性~日中韓三国の共和(共生)を願って~」。

◇共に生き、共に栄える
開式では、茂木恵順浄土宗宗務役員が同協議会長の伊藤唯眞浄土門主の挨拶を代読し、身延山を「日蓮聖人が『法華経』に命を捧げられた霊地であり、今日でも篤い信仰を集め、人びとの心の聖地」と紹介した後、各国の僧侶へ向けて歓迎の意を表した。また「化城喩品」の経文「皆共成仏道(皆共に仏道を成ぜん)」を挙げ、「これは時を超えて釈尊のみ教えと共に生きることで、共に在る世界で生きとし生けるものが〝共に生き、共に栄える〟ことにほかならない」と共栄社会の実現を呼びかけた。
◇三国が世界平和祈願
日本、中国、韓国の順番で世界平和祈願法要が営まれ、本堂のご宝前で三国間の「黄金の絆」で結ばれた仏教徒が力を合わせてみ仏の教えを通じて世界平和のために働きかけていくことを互いに誓った。
◇共生社会に向けて講演
学術講演会では身延山大学の望月海慧学長、中国佛教代表団の明生副団長、韓国佛教宗団協議会の又仁副会長が登壇し、「共栄社会の構築」について発表した。
望月学長は「共生は人間の関係性だけのものではなく、生態系を含めた環境問題にも波及するため、そのすべてが安穏な生活をすることを意味する」と話し、日蓮聖人『上野殿御返事』に書かれる〝善根を積めば必ず栄える〟という教えを実践しようと呼びかけた。
明生副団長は大乗仏教の六波羅蜜、慈悲などの人間仏教の教えでもたらされる人びとの心と体、人と人、人と社会の調和が共栄社会の中核になるとし、「いかなる国も単独では人類の直面している試練に対応できない」と構築を訴えた。
又仁副会長は「共生の始まりは他人と自分が異なることを認めることであり、共生の究極は他人と自分が1つになること」と語った後、補充発言として道覺同協議会常任理事が『仏説観普賢菩薩行法経』の〝諸の衆生に於いて父母の想の如くせよ〟を挙げ、「血縁と家族の範囲をあらゆる衆生にまで無限に広げ、誠心誠意をもって尊敬しましょう」と説いた。また大慈大悲に近づくために「共に悲しみ、共に痛む心を回復するために、世の中の動きに目と耳を開き、心を閉ざさずに生きよう」と力を込めた。
◇三国仏教共同宣言
大会の最後には「世界平和は人類共通の願い。排他的思想から心の安寧が生まれることはなく、互いに認め合い、共に助け合い、共に生き、共に栄える」という共同宣言文への調印が行われ、三国仏教徒が世界平和を目指していくことを誓った。
大会後には歓迎夕食会が開かれ、持田日勇法主猊下が6年前から身延山で共生共栄運動を展開し、日本と世界の平和のために活動していることを紹介し、今後も「黄金の絆」を強くして目標に向かいたいと挨拶された。

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千葉北 本山本土寺 紅葉見ごろに

【千葉北】千葉県松戸市にある本山本土寺では現在、紅葉が見頃を迎えている。

 本土寺は別名 「あじさい寺」 といわれ、初夏には紫陽花や花菖蒲の名所として有名ですが、秋には鮮やかな赤黄に染まったたくさんのモミジが境内を彩り、訪れる人々を魅了します。

 「山紅葉(やまもみじ)」「大盃(おおさかずき)」、関東の気候に合うように品種改良された「秋山紅(しゅうざんこう)」という3種類のもみじ、約1,500本が鮮やかな赤黄に染まり、五重塔や回廊の美しさとあいまって風情ある景色を堪能することができます。

 神奈川県から来ている参拝者は「今年は暖かい日が続いたので、12月の紅葉が見頃だと思って来てみたら大正解だった」と語った。

千葉西 長南町妙詮寺お会式・入寺法燈継承式

千西241213④【千葉西】12月1日、長南町芝原の大法山妙詮寺において第28世圡井了真(りょうしん)上人から第29世圡井了潤(りょうにん)上人への法燈継承が行われた。

この度、お会式法要に合わせて入寺奉告式が午後1時より行われた。厳粛なる法要の中で了潤上人は、千葉県西部宗務所長山本隆真僧正より辞令伝達を受け、第28世了真上人より妙詮寺の過去帳と払子を継承した。その後に御宝前に於いて新住職としての決意を仏様に誓われた。

了潤上人は、集まった約30人の檀信徒の方々に「檀家さんの皆様に寄り添いながら、共に妙詮寺を守りたい。そして、私が今まで学んだ仏教を伝えていきたい。どうか皆様には今まで通り気軽に声をかけてください。」と語った。この日は、妙詮寺の入寺を祝うような天気であった。

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新年のご挨拶。

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