2024年10月10日
青森 第73回日蓮宗和讃大会
【青森】10月10日、中泊町妙法寺(山田泰仙住職)に於いて、青森県日蓮宗立正青年会(山田瀧仙会長)主催、青森県和讃振興会後援のもと「第73回日蓮宗和讃大会」が、教師・檀信徒あわせて約60名の参加のもと行われた。
本年は従来のコンクール審査ではなく、今まで参加されていた講中や、新しく和讃を始めてみたいという檀信徒により焦点を当て、和讃を奉唱した後にその場で田端義宏和讃振興会会長、工藤清文副会長より講評と和讃指導を主体とした和讃大会を試みた。
午後2時、司会の加藤曉宏師による開会の辞、 法味言上に続き、山田瀧仙青年会会長、小野泰幹宗務所所長、田端義宏和讃振興会会長、工藤堯顯全国日蓮宗青年会会長が挨拶を述べた。続いて来賓の紹介、奉唱説明、講評する講師の紹介があり、和讃奉唱が開始された。
和讃を奉唱する講中は青年会和讃チームを含め、県内5ヵ寺が参加し、日頃の練習の成果を存分に発揮し、異体同心の志で多数の参加者の前でも堂々と奉唱していた。
休憩の後、教師と檀信徒全員での全体奉唱が厳修され、その後、山田瀧仙青年会長より各和讃講中の表彰が行われた。
参加者の中には「緊張感のあるなかで、御宝前に向かって和讃を奉唱できて良かった。和讃を通して県内の寺院をお参りできて良かった」と述べていた。
最後に、青年会副会長である、白戸是調師が御礼の挨拶を述べ、玄題三唱をもって大会の幕を閉じた。