2024年9月15日
静岡中 長泉町の圓藏寺で入寺式
【静岡中】令和6年9月15日、静岡県長泉町の圓藏寺にて、吉田顕晴上人の入寺式が行われた。
式に先立ち顕晴上人が御稚児行列に伴われ本堂に入り、檀信徒・僧侶合わせて約百名が見守る中、第二十四世法燈継承式が行われ、正干与である沼津市妙覚寺の横山政遵上人より払子が授与された。
令和二年に遷化された先代であり顕晴上人の師父である顯成院日綱上人は、本山小泉久遠寺の貫首として歴史と伝統の護法護持に務められて日蓮宗の発展に大きく寄与し、また圓蔵寺の新本堂建立、寺観の整美にも尽力された。
祝辞では静岡県中部所長 塚本智秀上人、本山小泉久遠寺 安藝日旺猊下、本山韮山本立寺 鈴木日顕猊下から、日綱上人の長年の功績を讃えつつ、師に負けない活躍を期待する激励の言葉が送られた。
謝辞で顕晴上人は、来賓、法縁、寺院、檀家信徒に感謝を述べると共に
「功績の多い師父と比べられる事が多いですが、師父の存在の大きさを常々感じさせていただき皆様との多くのご縁に感謝しております。より一層精進し圓藏寺を盛り上げて参りたいと思います」と決意をあらたにした。