千葉南・鏡忍寺「富木殿御書」複製を身延山へ
【千葉南】昨年開創750年を迎えた身延山久遠寺(持田日勇法主)は霊跡本山鏡忍寺(上村日昶貫首)の寺宝「富木殿御書」(宗宝・千葉県文化財)を立正大学名誉教授中尾堯文先生の監修により複製を2幅作成した。
「富木殿御書」には日蓮聖人が身延山へ入る道程とお気持ちが記されていて、昨年の開創会には鏡忍寺より出開帳が行われていた。
7月27日身延山豊田慈證布教部長がこれを持参し、鏡忍寺に一幅奉納された。
上村貫首は「これまでは御真筆故に安易に開帳できなかったが、これを機にお開帳に来られた方々にお披露目し、信仰の糧としていただければと考えております。」と答えた。