全国の通信記事
2022年7月24日号
愛知三河 妙進教会本堂落慶法要
【愛知三河】碧南市妙進教会(伊藤太雲住職)で七月二十四日、日蓮聖人御降誕八〇〇年慶賛事業として、本堂の落慶法要が執り行われた。
妙進教会は昭和三十九年の九月に建立され、今に至るまでの約三十六年間、多くの法華経とお題目が捧げられた本堂を引き継ぐ新たな本堂の完成を、管内はじめ有縁の僧侶並びに檀信徒が参席し、お祝いされた。
当教会住職伊藤太雲上人の師父であり妙進寺住職の伊藤智淳上人は「これからの若い世代が親しみやすいお寺になる様、斬新で近代的な設計を依頼し、それを実現してくれた建設に携わる方々には感謝しております。そして、檀信徒の皆様には非常にご負担をおかけし、ご尽力をいただきまして誠に感謝しております。
旧本堂はたくさんのお経があがっていました。これからも旧本堂のように、皆様とお題目修行をしながら、新本堂にもお経の力を注いでいく必要があると思いますので、定期的な行事に関わらず、お参りに来ていただけるとありがたいです。」と述べた。
2022年7月23日号
大分 清正公「第412遠忌 二十三夜祭」
【大分】7月23日(土)清正公「第412遠忌 二十三夜祭」が、大分市法心寺(佐々木浩文住職)において開催された。
コロナの影響で3年ぶりとなった二十三夜祭に佐々木浩文住職は「3年ぶりに千灯明を灯し、豆茶の振る舞いをする通常通りの二十三夜祭が開催でき、清正公様もお喜びになられたことでしょう」と話された。
千灯明は清正公が大分市鶴崎の港に着く時や出発する時、町民がこぞって灯火や提灯をもって迎えたという故事にならい、供養のため境内に千の灯明を灯す行事。豆茶は清正公が戦場で兵士の士気を鼓舞するため、麦茶に煎った大豆を入れた素朴な味で、健康にも良いとされる。
2022年7月22日号
愛媛 四国中央市経王寺で修養道場
【愛媛】7月22日に愛媛県四国中央市豊岡町の経王寺(八竹光一住職)にて日帰りの子ども修養道場が行われ、コロナ禍の為感染対策をしながら、14名の子ども達が参加した。
初めに本堂内にて、参加した全員で開校式を行いました。お経や、お題目を唱え、子ども修養道場が無事に終えられること・学力増進などの祈願をした。また自己紹介をし、楽しく過ごす約束事を確認した。
午前中は、夏休みに入ったばかりもあり自分達で持ち寄った宿題に取り組み、昼食にはみんなで食法を大きな声で唱え、食事中は、コロナ対策もかねて、静かに黙食をした。午後からは近くの海水浴場で遊び、お互いの仲を深めた。お寺に戻って閉校式を行いあっという間に、日程を終了した。
参加した子ども達は、普段、顔を合わせない友達や違う年齢の子と交流し、心から楽しんだ。その一方、お寺に来た厳しさもあった。食法を唱えたり、太鼓を打ちながらお題目を唱える事で、自然とお寺に触れられる様に工夫されている。
初めは「太鼓が上手く打てない」「お焼香の仕方が分からない」子も見えたが、何回も参加の高学年の子どもが低学年の子どもを教えている姿もあった。参加した子どもは「来年もまた参加したい。」と話していた。