2021年11月17日
大阪和泉・河内長野市妙長寺で「北畠聖龍の描く宮沢賢治の世界」絵画展
【大阪和泉】9月18日から27日まで、大阪府河内長野市の妙長寺(吉村常妙住職)で絵画の展覧会「北畠聖龍の描く宮沢賢治の世界」が開催された。北畠聖龍氏はこれまで、宮沢賢治の作品を題材にした絵画を多数制作されてきており、その中で「銀河鉄道の夜」「十力の金剛石」「竜のはなし」などの絵画15点が展示された。さらに、妙長寺に格護されている「国訳妙法蓮華経」や、企画をした吉村彰史副住職が所有する宮沢賢治の童話、原稿の精密複写などのコレクション数点も展示され、参拝者はゆっくりと絵画を鑑賞しながら、その世界に思いを馳せていた。宮沢賢治の命日が9月21日であることから妙長寺では毎年、秋のお彼岸に宮沢賢治の作品の朗読会やオリジナルご首題を揮毫するなど、様々な取り組みをしてきた。9月26日の妙長寺の秋季彼岸会で宮沢賢治が作詞作曲した「星めぐりの歌」をオカリナで献笛した吉村彰史副住職は「コロナ禍の閉塞した空気の中で、私たちは夜空を見上げる心の余裕もなくなっている。賢治は満天の星空を眺めながら、みほとけの心・法華経の精神を作品の中にそっと包み込みました。『まことのみんなの幸せ』を探しに行く銀河鉄道の旅の主人公は、私たち一人ひとりのことかも知れません。これからも、賢治の世界に触れることができるような取り組みを続けていきたい」と述べた。



















