全国の通信記事
2021年10月17日号
愛知名古屋 水子之霊位追善大法要
【愛知県名古屋市】令和3年10月17日、日蓮宗名古屋青年会は熱田区本遠寺(伊藤友範会長自坊)を会場に「第47回 水子之霊位追善大法要」を青年会員総出仕のもと開催し、檀信徒36人ほどの参拝があった。毎年開催しているが、昨年に続き新型コロナウイルス感染症対策で、Googleフォームで事前申し込みを受け付けたり、法要はYouTubeでのライブ配信をした。当日は、全員マスク着用、アルコール消毒、密にならないようコロナ対策を行ったうえで、参拝者と一緒にお経やお題目を唱え、ご遺文を読み、希望者は一緒に太鼓を打つなどして、水子や各霊位への弔いの祈りを捧げた。法要後は青年会員(永田智瑛師)による「水子供養について」の法話があり、なぜ水子というのか、喩え話を用いてのお話にうなずいたり、涙する人もいた。参拝者からは「久しぶりにお寺にきて、良い話が聞けた。」「ぜひ次回も参加し、お参りしたい。」との声が聞こえた。浄財の一部は、「青少年育成事業の運営費」と「自然災害に対する義援金」等に充てられる。
兵庫西 宍粟市法傳寺で法灯継承式
【兵庫西】10月17日、兵庫県宍粟(しそう)市法傳寺において、森昌大師の第27世法灯継承式が行われた。本来は昨年行う予定であったが、新型コロナウイルスの影響を受け一年延期し、当日も参加者を制限するなど感染対策を十分に施した上での挙行となった。
前日までは雨の予報であったが、新住職の門出を祝うかのように雨が上がり太陽が顔を出し、20名の檀信徒と60名を超える稚児と共に行列し龍川山法傳寺の山門をくぐった。本堂前にて昌大師修法導師により発育増進の祈願を行い、その迫力ある修法祈祷に稚児たちは驚きの表情を見せていた。
午後3時より法傳寺本堂にて法灯継承式が厳かに執り行われ、26世森勝亮師より払子と27世を継承された昌大師は、「寺檀和合 異体同心にして山門の興隆を謀らんことを祈念す」との奉告文を力強く読み上げた。
最後の挨拶で昌大師は、住職29年の間に庫裡・客殿を新築し、境内墓地の整備など寺観を一新された先代師父に敬意と感謝を伝えると共に、400年の歴史を持つ法傳寺住職の重責を自覚し、温かく迎え入れてくれた檀信徒と力を合わせてお寺を盛り上げていくと誓われた。
新潟西 柏崎市深光寺で法燈継承式
【新潟西】10月17日 天より甘露の雨そそぐ中、柏崎市長崎の深光寺にて法燈継承式が執り行われ、檀信徒や近隣寺院など多くの参列者が訪れた。
深光寺は延文元年(南北朝時代)に創建され、今日まで600年にわたり長い間法燈を繋いできており、この度住職となった前田健仁上人で35世となる。そのような長い歴史をもつ深光寺だが、平成19年に発生した中越沖地震では本堂・山門が全壊、庫裏が半壊するなど甚大な被害を受け、当時の住職であった34世高野晃史上人の呼びかけのもと、神楽坂法縁の援助や檀信徒の協力を受け、11年にわたる歳月をかけ本堂が再建され今日に至る。
先代住職の高野晃史上人は「物事を継承するということは、良いこともそうでないことも引き継いで行くことになる。これから未来に渡り何を残していくのかよく考えて努めていただきたい。」と語り、住職の心構えとともに払子を託した。
また来賓として招かれた、神楽坂法縁の法縁長を務める嶋田堯嗣僧正(神楽坂善國寺住職)は「お寺とは檀家さんあってのもの…檀信徒と手を携え、三宝給仕と寺檀和融に努め『お参りに来た人々が清々しい気持ちになれる』そういうお寺めざして頑張ってほしい。」と激励した。
前田上人は式中、仏祖三宝に新たに住職となることを宣誓する『報告文』において、かつて深光寺を開山した日孝上人や、再興を果たした11世日現上人の故事に触れて、同じよう当山の復興を遂げた高野晃史上人の法功を讃え「歴代上人の志を継承し、その功績を辱めることのないよう、より一層の精進を重ねていく」と誓いを述べた。



















