全国の通信記事
2019年8月26日号
埼玉 感應寺第10回寺子屋
【埼玉】8月26日~27日、川口市感應寺(石黒淳明住職)を会場に小中学生を対象にした修養道場「寺子屋」1泊2日で開催した。
石黒住職が、毎年開催している「寺子屋」は今年で10回目となり22名が参加した。スローガンに「知恩 報恩~ありがとう おかげさま~」を掲げて、子供たちに「感謝の心、思いやりの心」が育むことを願い開催している。
子供達は、なれない正座に耐えながら本堂で読経、唱題、さらには法話を聞いたり、紙芝居・ビデオを観てお釈迦様と日蓮聖人の教えを真剣に学んだ。レクリエーションでは、昼食に境内での流しそうめん、スイカ割りやけん玉など、また近くの体育会館に移動してドッチボール、大縄跳び、リレー等で体を動かし、夜には花火やかき氷などを楽しみ、始めは緊張していた子供達も互いに打ち解けあっていた。
2日目の午後に、お題目写経をしてそれぞれの祈願と合わせて戦争犠牲者之霊追善並びに世界平和祈願法要を行った。
最後に、住職から修了証が1人ひとりに手渡されて1泊2日の「寺子屋」を終えた。子供達の感想文には「お釈迦様、日蓮聖人の教えを学ぶ事ができた」「お寺の事をもっとみんなに知って欲しい」との感想もあり、笑顔と元気な声が溢れる充実した2日間となった。保護者からは「学んだ事、楽しかったことを話してくれて、お経を聞かせてくれた」感謝と喜びの声が聞かれた。
茨城 県南ブロック「なつやすみ寺子屋」
【茨城】8月26日、県南ブロック(村上宏壽会長)は土浦市久成寺(三上要玄住職)で「なつやすみ寺子屋」を開き、小学生30人が参加した。
子供たちは合掌や礼拝の仕方を学び、初めて読むお経に緊張しながらも開校式を終えた。その後僧侶、檀家の方々と一緒に茶道教室、餅つきと大福作り、スイカ割りを体験。最後にご祈祷が行われ、子供たちの元気な読経の声が堂内に響いた。
静岡中・宗門史跡車返し霊場でお風入れ法要
【静岡中】宗務所(塚本智秀所長)は8月26日、宗門史跡「車返結社」にて「お風入れ法要」を営み、地域の護持世話人役を含む僧侶檀信徒約45人が参列した。
車返結社は宗門に史跡認定されている日蓮聖人ゆかりの聖地。法華信者ではなく、地域の他宗信徒により護られていることに特徴がある。毎年この時期に「一日法華」として法要を行っている。
塚本所長は、法要のなかで宗祖の足跡に触れ、身延山への道中この地を訪れた日蓮聖人の遺徳をしのんだ。式後には青年和党会(遠藤是真会長)の青山泰観師(富士市蓮心寺副住職)が中陰についての法話を披露した。