全国の通信記事
2019年8月29日号
千葉東 震災復興読誦会
【千葉東】8月29日、多古町妙興寺(冨永観瑞住職代務)に於いて震災復興読誦会が行われた。修法師会(井村大應会長)会員をはじめ20名の僧侶が参加し、東日本大震災物故者の慰霊と被災地の早期復興・自然災害による物故霊位供養と復興祈念をした。
冨永住職は挨拶の中で「東日本大震災によって壁が墜ち堂宇が傾いてしまった妙興寺本堂も、檀信徒の浄財勧募により修繕の準備が整い、東京オリンピック後に改修工事に入る予定となった。併せて仏像修復も実現させたいと。復興計画が順調に進んでいるのも皆様の祈りのおかげです。今後もこの読誦会を続けていきたい」と話されていた。 井村会長も「読誦唱題は全ての祈りの基本であり、皆で行うからこそ互いを思いやり力強い祈りになるのではないか」と話されていた。
青森 檀信徒協議会総会・研修会
【青森】日蓮宗青森管区檀信徒協議会は8月29日、「令和元年度日蓮宗青森管区檀信徒協議会総会並びに研修会」を青森市のアップルパレス青森で開催し、約45人の護持会長や役員などが参加して研鑽を深めた。
開会の言葉、玄題三唱に続き、秋田堯瑛青森県宗務所所長が、明年令和2年6月に青森市蓮華寺で行われるご降誕800年慶讃教区法要を、各寺院檀信徒の支援と協力により成功させたい旨の挨拶を述べ、その後総会に入った。役員改選では、つがる市要心寺総代の北澤一郎氏が会長職を勇退し、新会長に青森市妙覚寺総代長の秋庭敏範氏が満場一致で選出された。
研修会では、青森県布教師会会長の工藤裕雅師(弘前市本迹院住職)が『宗門運動 但行礼拝について』と題して講演を行い、その後に行われた懇親会では、参加者全員が和気藹々と親交を深めた。
2019年8月27日号
熊本・社教会が益城町で交流会
【熊本】社会教化事業協会は8月27日、平成28年4月の熊本地震で大きな被害を受けた上益城郡益城町の住民らと交流会を実施した。
益城町の惣領4町内の住民が中心となり毎月1回開いている茶話会の一環として昨年から開いているもので住民など約50人が参加した。
参加者からは先祖供養の在り方などの質問が寄せられ、参加住民の一人は「ご先祖様のありがたさをあらためて感じた。ぜひ、来年もこのような交流会を開いてほしい」と話していた。