全国の通信記事
2019年5月21日号
徳島・四国寺庭婦人会研修会
【徳島】5月21~22日、徳島グランヴィリオホテルで「四国寺庭婦人研修会」が開催され、四国四県の教師、寺庭婦人24人が参加した。
当会は四国各県の寺庭婦人会が持ち回りで準備を行い、年に一度、毎年開催される。
開会式では、大塚教温師(徳島県善学寺住職、徳島県宗務所長)を導師に法味言上、第33区宗会議員である橋田文妙師(高知県要法寺住職)の挨拶をうけた。
講演では、講師に田坂隆興師(愛媛県妙清寺住職・松山刑務所教誨師)をお迎えし「住職として寺族に対して反省していること」と題し、ご自身の実体験を踏まえながらお寺における寺族への感謝を伝え、お寺での役割を再認識する機会となった。また、妙清寺で新たに発足される「護寺会」に触れ、人生の最終段階をいかに生きるかを考える「老活(おいかつ)」を中心に、お寺・住職・寺族・檀信徒が協力できる組織作りを紹介された。
その後、懇親会が開かれ親睦を深め合った。
北海道東 遠紋地区檀信徒理事会
【北海道東】遠紋地区8ヵ寺の僧侶と檀信徒理事は管区檀信徒協議会総会に提出する議案を話し合うことを目的に、5月21日に遠軽町日京寺に集まった。同地区の行事予定と開催寺院の確認のほか、降誕八百年に向けての意識の高揚や管区42ヵ寺が集まりやすい場所などの課題を協議した。
千葉南 片桐有而師に旭日双光章
【千葉南】鴨川市天津日澄寺・片桐有而住職が、春の叙勲で旭日双光章(地方自治功労)を受章された。
片桐師は、平成11年5月、千葉県安房郡天津小湊町長に初当選以来、平成17年2月の旧鴨川市との合併までの2期5年にわたり、町政の振興に寄与した。その後、新鴨川市の市長職務執行者を1か月間務め、平成21年3月からは合併に尽力した新鴨川市の市長選挙に当選。1期4年の間、地方自治の発展に力を注いだ。
師は、町・市長として教育・保育環境の整備、医療の充実、観光業の強化など多岐にわたる功績を果たした他、鴨川市に在る日蓮宗大本山の誕生寺や清澄寺に続いているそれぞれの道路の拡張整備にも貢献した。「宗祖降誕800年までには清澄寺へ上る天津ループ橋(市原天津小湊線坂本2号橋)が完成できるよう、引退した現在でも行政各所へ働き掛けているところです。」と話した。