2017年9月10日
山梨3 第一回 朝粥会
【山梨3】9月10日、韮崎市本町の大蓮寺(望月義仁住職)を会場に布教師会(柏原啓修会長)主催、寺庭婦人会(岡本知子会長)共催、宗務所(岡本正冨所長)後援の『平成29年度・第1回 朝粥会』が開催された。
この朝粥会は飽食の時代にあって、食の原点を見直そうという目的で毎年9月から11月までの間、管内寺院を会場に毎月1回行われている。
残暑も和らいできたこの日、早朝から続々と集まった参加者は教師・檀信徒合わせて130人にもなった。
会は恒例の「たちばな和讃会」会員15名出仕による法華和讃奉詠で幕を開け、望月住職を導師に約20分の朝勤を行った。
満席の本堂に読経・唱題の声が響き渡った法要後、望月住職は「大蓮寺での朝粥会は今回で3回目となり、前回は平成18年に行い早11年が経ちます。今日は今までで一番大勢の方に参加をいただき、皆さんと共に唱えるお題目はとても有難く清々しいものでした、感謝いたします。大蓮寺は明治21年に現在の鏡中條で教会として創立し、明治23年に韮崎市へ移転し現在に至ります。今の大蓮寺があるのは檀信徒の皆さん、殊には歴代先師の御陰であります。今日皆様とお勤めをして、また改めてそう思う事ができました。」と感謝の気持ちを述べた。
続いて布教師会会員の望月義孔師の法話が行われた。
望月師は法話の中で、毒を持つ蛇に咬まれた時、その毒を使って作られた血清が治療薬になる。つまり「毒を以て毒を制す」ということわざがあるが、この発想の転換が大事である。人生を送る中で嫌なことや辛いことがあった時、憎しみや嫉妬、愚痴などの念が生まれることがあります。しかし、その思いを発想の転換をすることによって、自分自身を見直す機会を与えてくれた、自分を成長させるために嫌な事が起きた。まさに試されたんだと思えば感謝の心が生まれます。
すると自然に手を合わせ、神仏やご先祖様に感謝をすることができます。今日は朝粥会に参加をしていただきましたが、何故ここに参加をしているのか、何故お粥を食べるのか、今一度自分を見直して下さい。ただ食事をするのではなく、食物を育ててくれた人、それを調理して料理を作ってくれた人にお題目を唱え感謝をすると格別に美味しくなります。この朝粥会を通じて自分自身を見直すきっかけになればと思います。と、発想の転換から感謝の大切さを述べた。
法話終了後、境内にある会館に場所を移し、早朝より管内寺庭婦人が心を込めて用意した朝粥が振舞われると、皆が先程の法話を噛みしめるように食法を唱え、一杯のお粥を大切に頂いた。



















