全国の通信記事
2017年8月21日号
岡山 第11回「三日坊主の集い」
【岡山】8月21~22日、岡山市北区津寺の宗蓮寺(垣本良明住職)で第11回「三日坊主の集い」が開催され、募集定員30名を大きく上回る37名が県内各地より集まりました。
お経の稽古や写経、唱題行や水行など仏事作法は勿論のこと、スマイルコミュニケーションや元校長先生による紙芝居、何といっても今回の目玉「お寺で怪談」と題し、一龍斎貞鏡さんによる会談話、子ども達だけでは勿体無いと、この時間だけは檀信徒さんや近所の人達も参加、多くの方で賑わいました。
「食事が美味しかった」「お経練習が長く足が痛かった」「怪談が怖かった」「新しい友達が出来た」参加した子ども達は普段出来ない経験をし、夏休み最後の思い出にしたようです。
兵庫西 ロボット和尚と寄進者の思い
【兵庫西】本堂の障子を開けるとお題目が聞こえ始める「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経…」
御宝前に向かうのは小柄なお坊さん。聞こえてくるのは張りのある声にリズミカルな木柾の音だ。こちらの気配に微動だにしないのも当たり前、このお勤めをしているのは人ならぬロボット和尚なのだから。
兵庫県加古川市法徳寺(花房英俊住職)では今から20年前、本岡善弘さんという篤信者の方がこのロボット和尚を寄進された。その年の7月に母親を亡くした本岡さんはその供養にと、元国鉄での車両整備の知識を応用し、廃品を使ってこのロボット和尚を作り上げた。しかし、苦難の連続。中でも木柾を叩くスナップを利かせた腕の動きには苦労したという。そんな時には心静かにお題目を唱え、考えていると車のワイパーの動きを思い付き、その部品を使ってロボット和尚の腕を制作したという。すべて出来上がると、最後に母親がお寺参りの時にいつも着ていた着物を仕立て直して衣として着せて、このロボット和尚は法徳寺へやってきたのだ。「お上人のお題目がいつも聞こえている本堂になってほしい」本岡さんはそう言われていたという。
いまではインターネットの検索でロボット和尚と入れると、法徳寺が一番に出てくる。マスコミでは何度も取り上げられ、遠くはイギリスの番組でも紹介された。
そんなロボット和尚も約10年前に本岡さんを失い、今では花房住職が出来る範囲でメンテナンスを行って、今でも法徳寺の本堂でお題目を唱えている。
取材に応じた花房英俊住職は「このロボット和尚のことでマスコミの取材を受けると、『お寺はこんなところまで!』のように面白可笑しく取り上げられることが多く、最近はお断りすることも多くなりました。やはり寄進された本岡さんの信仰というものをこのロボット和尚を通して少しでも伝えていけたらと思っております」と語って下さった。
福岡 九州教区僧風林
【福岡】九州教区(田中英康教区長)は8月21日から23日にかけて福岡市日蓮聖人銅像護持教会(渡邉正順主管)において九州教区主催僧風林を開催した。
毎年小中学生を対象に九州各地で開催され、今回は6年ぶりに福岡での開催となった。
1日目は開校式の後、白衣の畳み方から始まり、3班に分かれてのお経練習。その後、朝夕勤における所作や声明など短い時間ながらも子供たちは一生懸命学んでいた。夜には本堂で唱題行が行われ慣れない正座に苦戦しながらも大きな声でお題目を唱えた。
2日目は起床と清掃の後に本堂前で水行をし、その後閉林式の法要に向けての所作や声明、仏具など諸役の練習を行った。
また、夜には子供たちと先生、スタッフ共に焼肉を食べに行き、その後、温泉に行き親睦を深めた。
3日目はお盆の棚経指導が寸劇形式で行われ、その後昼食を挟み閉林式となった。閉林式では子供たちが僧風林の間に練習したお経や所作を師僧や保護者の前でしっかりと行うことが出来た。
最後に主任を務めた野出修輝師(糟屋郡妙覚寺)は「皆さんは大人になっていく中で多くの方と出会います。そのすべての出会いと大事にしてください。そして保護者の皆さん、今日帰ったら子供たちを褒めてください。それだけの事を子供たちは一生懸命にやっていました。子供たちの一生懸命な姿は私たちの方が感動させられました」と述べ閉林式をしめた。



















