2017年7月26日
長崎 第三十九回夏季仏教修養道場
【長崎】七月二十六~二十八日、長崎県島原地区寺院の青年僧で結成する「普賢会」(会長 吉田恵徳上人)は第三十九回夏季仏教修養道場を雲仙市 日誠寺と南島原市 妙法寺とを会場に開催し、小学二年生~六年生の三十六名が参加した。
夏休みでも、巣ごもりがちな子供たちを集めて、宗教教育と修養を根本として普段の生活から離れた非日常的な活動を増やした内容で毎年実施している。今の世情をみてみると、犯罪の低年齢化・様々な自然災害・安保問題・外交問題などと沢山の諸問題を抱えていることがわかる。しかし、様々な問題を抱えているも、私たち一人一人の関心が非常に薄いのが現実でもある。
そこで今年は、雲仙普賢岳の噴火災害から二十七回忌の年であり、噴火災害を知らない子供たちに、どのように伝えていけばいいのか、それをテーマのひとつとして、自分の肌で、様々な事に子供たちや私たち大人が少しでも関心を持ってもらえるように一日目は、ワークショップにて慰霊法要で使用する「蓮の華」を折り紙で作成。
二日目は、南島原市 廣宣寺(酒井敬廣 住職)にて土用二の丑に近いということもあり、焙烙灸を体験。プールにてひと遊びした後、南島原市 妙法寺に移動し、普賢岳噴火災害時の消防団長であられた石川嘉則氏(妙法寺 総代)より、当時の災害状況など自作の紙芝居を交えて話して頂き、いつどこでどのように起こるかわからない自然災害の恐ろしさを、改めて考えさせられた。
その後、一日目で作成した「蓮の華」を妙法寺御宝前に奉納し、普賢岳噴火災害第二十七回忌並びに国内外自然災害殉難者慰霊法要を行った。
最終日には県内外で活躍中のパフォーマー中村俊介氏を招き、バルーンアートを披露して頂いた。普段間近で見ることができないプロの技を自分の肌で直に感じた分、子どもだけではなく、スタッフも何かを得たようであった
子供は本当に素直である。このような子供たちと一緒にこれから先、私たち大人は何をどう伝えていかないといけないのか。
常識や考え方の大事な基準である宗教教育を学び・伝えることが、私たち大人 特に宗教者の役割であり、伝えることによって、大人自身も学び子供も得がたい体験をすることに意義を感じた充実した夏の三日間であった。



















