全国の通信記事
2017年6月27日号
愛知三河・「法楽の会」~僧俗一体となって法を楽しむ~
【愛知三河】三河布教師会(河合海延会長)は6月27日に、円融寺(会長住職)で檀信徒と僧侶が共に仏教や仏事を学ぶ「第1回 法楽の会」を開催した。僧俗併せて40名程参加した。
第1項として、内藤潮城会員(長満寺修徒)による「日蓮聖人の御一代記(前半)」。巧みな話術で会場は笑顔に包まれ、日蓮聖人について丁寧に学ぶことができた。最後に講義内容の小テストを行い、皆満点をとった。
第2項として、内野智翔会員(宗徳寺修徒)による「仏具実践講座」。団扇太鼓や大太鼓を使い、唱題(信者太鼓)の打ち方、止め方(一唱止め、三唱止め)、宝塔偈の打ち方を紹介し、グループに分かれ実践。
終わりの法要では、立候補4名が大太鼓、他の参加者は団扇太鼓を打った。法要後、くじ引きで1等2等の方に仏具景品を贈呈。参加者全員に記念品を贈呈。
また、参加者全員に「法楽帳」を配布。参加証明のシールをは貼ってゆき、一冊埋まると記念品を贈呈するイベントもあった。
河合会長は「お寺の行事と聞くと、まだまだ固いイメージがある。是非、この会を通して、教えや法を楽しみながら学んでいただきたい。」と語った。
2017年6月26日号
【福井中】修法師会主催による読誦会が開催
【福井中】6月26日福井県鯖江市妙法寺(廣橋是晃住職)に於いて、修法師会(経王寺 綿谷即俊会長)主催による読誦会が開催され、会員12名が参加した。
鬼子母神様の前にて修法・読誦行を行った後、本年度第再再行を成満した廣橋上人を講師に「六三除けについて」という講題にて研修会も行われた
研修会では実際に行っている六三除けのやり方を目の前で丁寧に説明された。その後の質疑応答では様々な意見や疑問が飛び交い、またまだ修法歴が浅い若手にとっては今後に生かせるよい研修会になった。
最後に綿谷会長からは「今後このような研修会をもっと行っていき、各々の修法の糧となってほしい」と、締めくくった。
埼玉・平成29年度寺檀協議会
【埼玉】6月26日坂戸市の休臺寺(室岡良聡住職)にて平成29年度
埼玉県寺檀協議会が行われた。早朝まで降り続いた雨で、足元の悪いなか県内各地より僧侶・檀信徒合わせて約100人が出席した。
はじめに本堂において三枝泰英宗務所長を導師に法味言上が行われ、その後三枝宗務所長は挨拶のなかで「世界中が荒んでいるなか、お題目を伝えお題目のご利益をいただきながら多くの方々に平和を満身していくことが大事である」と話した。引き続き、檀信徒協議会総会が行われた。
会議の冒頭で、5月19日に日蓮宗宗務院で行われた全国檀信徒協議会総会において、伊藤光男埼玉県檀信徒協議会会長が全国檀信徒協議会副会長に就任する報告があった。
会議に入り、伊藤会長が議長に選ばれ昨年度活動報告と決算報告。また、役員改選の年ということで、役員の人事についての説明、今年度活動方針と予算案の報告があり。承認された。
総会の終わりには、石黒淳明伝道担当事務長より『平成29年度埼玉県護法団参・統一信行会』が、10月に鎌倉の本山比企谷妙本寺を会場に統一信行会を行うこと、また『降誕800年教区大会』が、平成30年3月に地元である埼玉県
川口市リリアホールで開催される説明があり「埼玉を会場に行いますので、是非とも大勢の皆様にご参加いただきたい」と呼びかけ午前の日程が終わった。
昼食後、本堂において身延山大学学長浜島典彦上人(東京都修性院住職)を講師に迎え『いのちに合掌』~お題目とともに~と題した講演が行われた。ユーモアを交えながら、軽やかな語り口調に時折笑い声がでるなど、和やかなながらも皆熱心に聞いていた。
「法華経の精神は、苦しみの世界でも、みんなよりよく手をつないでいこうというお経なんです」と話し講演を終えた。
休憩をはさみ、講師を務めた浜島典彦上人を導師に唱題行が行われ、参加者一人一人が唱えるお題目が本堂内に響きわたった。
最後に、会場寺院の室岡住職が挨拶し「大聖人のご降誕800年が間近にせまっているということで、これからお祝いをする行事が県内県外とわずめじろうしです。皆様方にも、是非ともそちらに参加をして宗門を盛り上げていただきたいと思います」と話し寺檀協議会の全日程を終了した。