2017年6月26日
埼玉・平成29年度寺檀協議会
【埼玉】6月26日坂戸市の休臺寺(室岡良聡住職)にて平成29年度
埼玉県寺檀協議会が行われた。早朝まで降り続いた雨で、足元の悪いなか県内各地より僧侶・檀信徒合わせて約100人が出席した。
はじめに本堂において三枝泰英宗務所長を導師に法味言上が行われ、その後三枝宗務所長は挨拶のなかで「世界中が荒んでいるなか、お題目を伝えお題目のご利益をいただきながら多くの方々に平和を満身していくことが大事である」と話した。引き続き、檀信徒協議会総会が行われた。
会議の冒頭で、5月19日に日蓮宗宗務院で行われた全国檀信徒協議会総会において、伊藤光男埼玉県檀信徒協議会会長が全国檀信徒協議会副会長に就任する報告があった。
会議に入り、伊藤会長が議長に選ばれ昨年度活動報告と決算報告。また、役員改選の年ということで、役員の人事についての説明、今年度活動方針と予算案の報告があり。承認された。
総会の終わりには、石黒淳明伝道担当事務長より『平成29年度埼玉県護法団参・統一信行会』が、10月に鎌倉の本山比企谷妙本寺を会場に統一信行会を行うこと、また『降誕800年教区大会』が、平成30年3月に地元である埼玉県
川口市リリアホールで開催される説明があり「埼玉を会場に行いますので、是非とも大勢の皆様にご参加いただきたい」と呼びかけ午前の日程が終わった。
昼食後、本堂において身延山大学学長浜島典彦上人(東京都修性院住職)を講師に迎え『いのちに合掌』~お題目とともに~と題した講演が行われた。ユーモアを交えながら、軽やかな語り口調に時折笑い声がでるなど、和やかなながらも皆熱心に聞いていた。
「法華経の精神は、苦しみの世界でも、みんなよりよく手をつないでいこうというお経なんです」と話し講演を終えた。
休憩をはさみ、講師を務めた浜島典彦上人を導師に唱題行が行われ、参加者一人一人が唱えるお題目が本堂内に響きわたった。
最後に、会場寺院の室岡住職が挨拶し「大聖人のご降誕800年が間近にせまっているということで、これからお祝いをする行事が県内県外とわずめじろうしです。皆様方にも、是非ともそちらに参加をして宗門を盛り上げていただきたいと思います」と話し寺檀協議会の全日程を終了した。