全国の通信記事
2017年3月25日号
兵庫東 檀信徒協議会総会
【兵庫東】宗務所(釋孝修所長)と檀信徒協議会(小山隆司会長・神戸市本妙院総代)は3月25日、ホテル北野プラザ六甲荘(神戸市中央区)で平成28年度檀信徒協議会総会を開催し、僧侶・檀信徒70名が参加した。
会に先立ち、四地区(神戸・阪神・東播・摂丹)の檀信徒の代表者と宗務所員による代表者会議が行われ、小山隆司氏が檀信徒協議会の新会長に選ばれた。
会議では、新会長に就任した小山会長から『以前の兵庫県東部は管外に、宗門に存在感のある活動をしてきました。現在はそれが弱くなりつつあるので、僧侶と檀信徒が結束して発信力のある活動をして参りましょう』と決意を表明した。
その後、今後の管内の活動内容の確認等が行われ、最後に宗務院から松井伝道部長を講師に『宗祖降誕800年にむけて』の講習会が行われ、盛大に閉会した。
2017年3月23日号
神奈川1 川崎市浄蓮寺で彼岸寄席
【神奈川1】平成29年3月23日、川崎市浄蓮寺(伊東正光住職)に於いて初めての試みである彼岸寄席を開催し、檀信徒並びに地元の商店会や近隣住民が約120名集まった。
まず、寄席の開催に先立ち本年日蓮宗大荒行堂初行を成満した柳下教明師(川和妙蓮寺内)浅井将玄師(本山本興寺内)日比宣仁師(保土ヶ谷樹源寺内)の三師に荒行堂にて感得した木剣加持が行なわれ、参加者の所願円満が祈られた。
その後、日蓮宗ではお馴染みの講談師、一龍斎貞鏡師による講談、その後林家正雀師による落語が行われた。
貞鏡師は調子の良い語り口で観客の笑いを誘いながらも奢りや慢心を起こさず精進された西行法師の講談を披露した。
貞鏡師の講談の後は林家正雀師がご自身の若い頃のエピソードから始まり、笑いで会場を温め「松山鏡」という落語を披露し、親への恩と感謝の大切さを考えさせられた。落語の後正雀師は扇を三本使った寄席の舞を披露し観客を沸かせた。
浄蓮寺としての初の試みに多くの人々が満足した様子で「今日は本当に楽しい1日になった」と話し帰路に着いた。
2017年3月22日号
青年僧主催スプリングスクール
【静岡中部】管内第11区青年僧が主催となり、3月22日に焼津市上行寺(高塚勇延住職)にてスプリングスクールが開催された。9回目となる今回は小学1年生から中学2年生の男女45人が参加した。午前中は書写・法話・読経の3つの修行をし、午後はバーベキューとレクリエーションでメリハリよく遊んだ。法話の時間では杉江祥巨師(法信寺住職)が西遊記の紙芝居を読み聞かせながら、貪瞋痴の三毒について優しく話した。紙芝居が始まると子供たちは食い入るように西遊記の世界に没頭していた。欲張り・怒り・わがままの気持ちを減らしてみんなで仲良くすることの大切さを伝えた。