全国の通信記事
2017年1月17日号
兵庫西 寒中唱題行脚
【兵庫西】青年会(兼子圓昌会長)は、社会教化事業協会(中村晋立会長)協賛で、一月十七日、毎年恒例の「寒中唱題行脚」を行った。
宍粟市山崎町法傳寺(森勝亮住職)を会場として、僧侶十三名、同寺檀信徒三名が参加した。先日の寒波で降り積もった雪が残る町内約五㌔を約一時間半かけての行脚。力強いお題目の声を、打ち鳴らす団扇太鼓の音に乗せて町中に響き渡
らせた。
この日は、阪神・淡路大震災から二十二年目。到着後、参加者全員で本堂において読経、お題目をお唱えし、至心に犠牲者の冥福を祈った。
2017年1月14日号
栃木 那須塩原市等覚院で寺ヨガ
’【栃木】1月14日那須塩原市のカフェ、Chus(チャウス)のnew year ヨガリトリート in Chusのプログラムの一部(寺ヨガ)が隣接する等覚院(藤﨑善隆住職)の本堂に於いて開催された。
一泊二日食事付で、参加者は18人、ヨガインストラクターは同カフェ勤務でもある山岸大輝氏、その中の寺ヨガは90分間のプログラムとなっている。
この企画は藤﨑住職の、これまでお寺に縁の無かった方たちに親しみを持ってもらいたい、お寺と地域との縁を深めたいという思いと、Chusが参加者に一年の始まりにお寺でヨガをすることによって凛とした気持ちになってもらいたい、Chusのある黒磯の歴史にも触れてほしいとの思いが重なり開催された。
山岸氏はヨガで一番大切なことは呼吸だと語る。呼吸によってどこが満たされているか、一呼吸ずつ常に意識し、呼吸に動きを合わせてポーズをとる。そうしてどこが伸びているか、どこが効いているか自分の体の隅々まで意識を張り巡らせるという。
ヨガの後、藤﨑住職から黒磯の約100年の歴史や等覚院の縁起、日蓮宗の本尊やお祖師様について、ヨガと止観の関連性の話があった。
会津若松市からの参加者は「ヨガを始めて2年になりますが、お寺でヨガをするのは初めてです。いつもヨガスタジオでやっていると雑念が入って素直に自分の体を見つめられなかったけれど、お寺独特の香りや雰囲気のせいか肌で感じる空気も違い、心と体がシンクロしやすかった。また是非寺ヨガを企画してほしい。」と感想を話してくれた。
他の参加者からも好評で、次回は4月に開催されることが決定している。
2017年1月8日号
東京東 糸魚川市大規模火災の義援金募金
【東京東】日青会(野口泰宏会長)、伝道センター(布施慈宣センター長)並びに防災部(沖真弘部長)は、昨年12月22日に発生した新潟県糸魚川市大規模火災の義援金募金を1月8日、柴又帝釈天題経寺(望月洋靖住職)で東京都南部社会活動部会(富田泰陽部会長)の協力を得て実施した。
正月明け初めての連休で沢山の参拝者が行き交う中、避難所での年越しを余儀なくされた被災者に対する支援への協力を呼びかけた。多くの方々のご理解ご協力のもと、267547円の義援金を頂き、糸魚川市役所に直接寄付をした。