全国の通信記事
2017年1月21日号
京都1 訃報・林浄伸師
【京都1】京都市左京区本光院第26世林浄伸(本正院日伸)師が1月21日御遷化された。世寿66歳。
26日、午後2時より本葬儀が橋本一妙師(本妙寺住職)を導師に営まれ林上人の遺徳を偲び僧侶、檀信徒が参列し増円妙道を祈念した。
林師は平成16年より本光院住職に就任以来、京都立正平和の会の理事長を務めるなど宗政宗務に尽力した
2017年1月19日号
兵庫西 高岡岩蔵さん・きくみさん夫妻が全本山参拝
【兵庫西】市川町石妙寺(矢谷秀文住職)の檀信徒で福崎町在住の高岡岩蔵さん(76)ときくみさん(73) 夫妻は、日蓮宗57本山巡りを満願し、そのご首題軸を完成させた。
高岡さん夫妻は日蓮宗新聞で57本山めぐりを知り、全本山参拝を発心。近畿地方はマイカーで、遠方は飛行機や新幹線を利用し、1年半かけて昨年秋に57本山全参拝を達成した。
特に思い出に残っている本山として新潟県長岡市の村田妙法寺(小林日元貫首)をあげ、「小林貫首ご自身が率先して檀信徒と本山巡りをしているとかで、たいへん温かく迎えてくれた」と話す。また山梨県身延町の本遠寺(近日法貫首)では山務員の人が丁寧に山内を案内してくれたのが印象的だったそうだ。「本山寺院はみんな立派で、お参りできてありがたかった。夫婦のよい思い出になりました」と笑顔で取材に応じてくれた。
大阪三島 寒行 唱題行脚
【大阪三島】大阪府三島青年会(魚井啓誠会長)は、1月19日(木)、20日(金)、 23日(月)、24日(火)に寒行唱題行脚を実施した。この行脚は管内寺院への御礼参 りとして開催している。夏に開催される自動修養道場をはじめ、青年会活動は、管内寺院 からの多くの協力を得ている。その御礼として寺院をめぐり、読経をするのが今回の寒行 唱題行脚である。
この行脚では沙弥や青年会OBにも参加を募り、今年も数名が参加した。雨天により中 止になった日程があったものの、その日は読経会に切り替えることで、4日間を読経・唱 題に費やした。
大寒の時期に合わせた唱題行脚は、多くの人々からの注目を浴びることとなる。下校途 中であるにもかかわらず、小学生が興味を持ち、寺院までついてくる子どもも見られた。 先述の通り御礼参りのための行脚であるが、奇しくも布教活動としての一面が確認された。