全国の通信記事
2017年1月24日号
兵庫北 訃報・清水隆城師
【兵庫北】清水隆城師(兵庫県朝来市覚性寺住職)平成29年1月24日遷化。世寿87歳。法号は圓城院日雄上人。1月27日に覚性寺正干与人鳥居恵修師(朝来市本源寺住職)を導師のもと密葬が行われた。
清水上人は、昭和34年に30歳で当山に入寺。平成4年に本堂新築・墓地等境内地の大改修工事を行い、寺勢の繁栄に尽力され、当宗務所の評議員を務められた。また、地元地域においては、民生・児童委員を27年間にわたって務められ、その社会福祉功績が認められて平成19年に藍綬褒章を受章され、天皇陛下に拝賀されました。
2017年1月23日号
大阪豊能 青年会が寒行
【大阪豊能】大寒に入り1月23日、豊能日蓮宗青年会(井田法幹会長)による寒行が行われ、今年は豊能管区の南部寺院、全てを約5時間かけて唱題行脚した。
管区北部に比べると南部のコース形態は多様で、閑静な住宅街から買い物で賑わうアーケード、鉄道の駅、高速道路直下の絶え間なく車両が行き交う道路等々、
場所に応じた柔軟な対応や配慮が必要である為、出発前には入念な打合せが行われた。
寒波に冷える寒空の下、男性教師10名が会長の先導のもとに、途中で風雪にあいながらも終始統制の取れた隊列で進み、出発点の池田本養寺から豊中法華寺、
純正寺を経て最終地点の新福寺まで、各々寺院繁栄、広宣流布の祈願の御回向をして平成28年度の日青会寒行を円成した。
不特定多数の方が団扇太鼓とお題目を耳にされ、中にはいぶかしがる方もおられたが、声高らかな唱題行脚を合掌し見守る方々もおられ「毒鼓(どっく)の御縁」
を一人でも多くの方に結んでいただけたものと強く信じている。
それと同時にこの時期全国各地で響き渡るお題目が、未だ被災し続けているこの国土を清浄なるものとし、
日本国民全ての方々が等しく心安らかに新しい季節をお迎え出来る日が、1日も早く訪れることを願ってやまない。
2017年1月22日号
千葉西 日蓮宗加行所見舞いと題経寺参拝研修
【千葉西】宗務所(土井了真宗務所長・長生村 法輪寺住職)では檀信徒青年会連絡協議会(鈴木敏文会長)主催のもと千葉県西部檀信徒協議会(今井靖夫会長)の後援で、1月22日(日)に「第6回日蓮宗大荒行堂お見舞い並び柴又 帝釈天 題経寺参拝研修」と題して研修会を開催し、僧侶檀信徒併せて40名が参加した。
午前7時頃に二地区を出発したバスは、途中の高速道路パーキングで合流。8時半に大本山法華経寺に到着。まず祖師堂、聖教殿と参拝し、午前9時から当管区より入行中の第再行・月﨑了照師(長南町・長久寺修徒)を導師に大荒行堂御祈祷を受けた後、月﨑師はじめ入行中の行僧の行中見舞いを行った。
その後、場所を移動し、柴又帝釈天題経寺(望月洋靖住職)を参拝、御開帳では日蓮大聖人御親刻といわれる帝釈天の御本尊を目前に拝むことができ、参加者は貴重な尊い参拝となった。
また、帝釈堂の外壁に施されている法華経説話彫刻の拝観と境内にある庭園「邃渓園」を散策した。
そして昼食会場である「ゑびす屋」(東京都葛飾区柴又)に於いて懇親会を行い、鈴木会長は「ご先祖様から受け継いだ信仰という襷を次世代に繋げるのが私たちの努めではないか。この研修がそれらの一助になれれば。」と挨拶を述べ、今井檀信協会長より檀信徒青年会、檀信徒協議会の更なる発展と各御寺院の寺門興隆が祈念され乾杯した。昼食後は題経寺参道での自由散策の後、帰路に着いた。
帰路に着くバスの車中では参加者より「素晴らしいご祈祷を受けることができ良かった。来年もぜひ参加したい」と言う声が多く上がった。