2016年11月6日
山梨3・平成28年度 第3回 朝粥会
【山梨三】11月6日、南アルプス市西南湖の本乗寺(西 淳伸住職)を会場に布教師会(柏原啓修会長)主催、寺庭婦人会(中村敦子会長)共催、宗務所(岡本正富所長)後援の『平成28年度・第3回 朝粥会』が開催された。
この朝粥会は飽食の時代にあって、命の尊厳を見直し、食の原点に還ろうという目的で毎年9月から11月までの間、管内寺院を会場に毎月1回行われている。
今年度最後の開催となった今回、同寺には組寺院の檀信徒を中心に、僧俗合わせて111名の参加者が集まった。
会は恒例の「たちばな和讃会」(安藤喜美恵会長)会員10名出仕による法華和讃奉詠で幕を開け、西住職を導師に約20分の朝勤を行った。
朝勤後、西住職は挨拶の中で、早朝より集まっていただいた参加者への感謝と「朝粥会をとおして、食に対する基本的な考えや思い、日本の伝統的な食文化、米文化というものを改めて考えていきたい」と述べた。
続いて布教師会会員の板倉本諭師(本覚寺住職)の法話が行われ、同師は法話の中で自身が最近まで勤めていた七面山を題材に話を進め「大明神様は、僧俗関係なく、お題目を唱える法華経の行者を守護すると誓願を立てた神様であり、大明神様自身、お祖師様に教化され、成仏することが出来た事で無量の喜びを得、お題目の有難さを覚った神様である。」と述べ、今、私達は目まぐるしい情報社会の中で目に見えている情報のみを信じ、信仰心の薄れに直面している。この責任がどこにあるのかでは無く、これから先、自分達がどのようにしていかなければならないのかという問題に、自分達自身が、日蓮宗弟子檀那だという自覚を持ち、そして只管に大きな声でお題目を唱え、色々なものに生かされている自分を見つめ、一人一人が感謝の気持ちをしっかりと持つべきである。感謝の気持ちが無ければ何も始めることが出来ない。現在に感謝することで、過去、未来への関連性を繋ぐことが出来る。その体現している姿をお子さんやお孫さんが見て、後世に感謝の気持ちが生まれていくのではないか」と思いを述べた。
法話終了後には、参加者たちと本堂に長机を用意し、心から食法を唱え、寺庭婦人の皆様に、早朝より準備していただいた朝粥を頂くと、身も心も温まる想いに浸り、平成28年最後の朝粥会を無事円成した。



















