2016年11月4日
千葉教区布教講習会
【千葉東】日蓮宗千葉教区主催・千葉教区布教師連合会担当の布教講習会が成田エクセルホテル東急で開催された。僧侶・寺庭夫人など八十人以上が参加した。
演題は「マインドコントロール騙されないための予防学」という現代社会で必要不可欠なテーマについて、立正大学心理学部西田公(きみ)昭(あき)教授が講演した。西田教授は社会心理学が専門分野で「だましの手口:知らないと損をする心の法則」「まさか自分が・・・そんな人はだまされる」「“信じるこころ”の科学:マインド・コントロールとビリーフ・システムの社会心理学」「マインドコントロールとは何か」「大学生のリスクマネジメント」などの多くの著書を出版している。また、カルト集団の裁判にも深く携わっており、日本人の心の変遷からカルト集団の教え・カルトに魅せられた信者の深層を解説した。今の現実に幻滅し、自分の未来を描けないまま、何となく生きている者が美しい幻想の話に魅せられ、社会を破壊するカルトに引き込まれている。マインドコントロールは、望みや夢のように自己を高めたいという欲求を利用して、美しい幻想に達成するための段階や修行を示し、実行させる。そして、本人が気付かないあいだに意思の誘導や操作を行い、個人の精神過程や行動に影響を及ぼす。その結果、社会破壊の講堂に駆り立てた集団の一つがオウム真理教だ。
カルト集団に属する前に、両親などの親族の協力で防ぐことが出来ればよいが、集団に属した場合はできるだけ早く手を差し伸べた
ほうが良い。ただし、マインドコントロールが強烈なので、僧侶一人で対処することなく、両親などの親族やカルトの専門家と協力して対処して欲しいと繰り返し強い忠告があった。



















