全国の通信記事
2015年11月14日号
岡山 備前市妙圀寺で法灯継承式
【岡山】去る十一月十四日、備前市浦伊部に位置する妙圀寺に於いて、第四十三世平野光照師から第四十四世平野泰真師への法灯継承式が営まれ、僧侶檀信徒約三百人が参列した。
ここ妙圀寺は、貞治五年(一三六六)京都本山本圀寺第五世大円院日伝上人により日蓮宗寺院に改宗され、以来六五〇年の歴史を有する寺院である。
また、重要文化財である康俊作の釈迦如来坐像が安置されている。
光照師は、昭和五十四年に法燈継承して以来三十六年間にわたり、幾度となく諸堂境内整備を行い、妙圀寺住職として寺門興隆に尽力された。
当日は、午前九時四十五分からの檀信徒・稚児を伴っての行列・御祈念の後、本堂において継承式が執り行われ、光照師から泰真師へ法燈が継承された。泰真師は仏祖三宝への奉告と共に、仏祖への給仕・行学二道の精進・寺門興隆の誓いを述べた。
幼い頃より見てきた泰真新住職の、その堂々とした立派な姿に、檀信徒も喜びと共に安堵の表情を浮かべ、皆が皆暖かい眼差しで見つめていた。
式中、大野玄秀岡山県宗務所長・北山孝治岡山管区選出宗会議員・小埜栄輝立正青年会会長・垣本孝精宗蓮寺院首より祝辞があり、光照師・泰真師は感慨深く聞いていた。
最後に、檀信徒と出会うことが出来た縁に対しての感謝を述べた光照師の言葉を受け、泰真師が、「皆が私自身のことを大切に思ってくれていることを実感出来ました。肩にかかってくる責任感の重さに身の引き締まる思いでいっぱいです。これからも変わらぬご指導ならびにお力添えを頂けるよう日々精進してまいります。」と、新住職としての決意を述べた。
法要終了後、長船名刀太鼓の演奏が行われ、継承式に花を添えた。
2015年11月13日号
千葉北 八街市本昌寺のお会式法要
【千葉北】平成27年11月13日 千葉県八街市本昌寺「大給鳳祐住職」において、御会式法要が執り行われた。
本年より住職の新たな試みとして、法要後に噺家「桂右女助」さんを招き落語を披露した。
参加した檀信徒は、法要とは違い和やかな雰囲気の中笑みを浮かべながら落語を聞いていた。
2015年11月10日号
山梨3・終戦七十年戦没者慰霊特別団参
【山梨三】宗務所(横山義弘所長)と檀信徒協議会(時田勲会長)は十一月十日から十一日の一泊二日で護法団参を行った。
宗務所では毎年恒例で日蓮聖人の霊蹟や由緒寺院への団参を企画しているが、今年度は日本の終戦後七十年の節目にあたり、「終戦七十年戦没者慰霊特別団参」と題して東京都・靖国神社に参拝した。
檀信徒、教師合わせて百十六名の参加者の多くは、拝殿前での参拝までは経験があったが、本殿に上がっての昇殿参拝は初めての者がほとんどということで、参集殿に上がると皆興味津津で参拝の順番を待った。
拝殿内で祓いを受け、本殿に移動しての昇殿参拝となると参加者たちは神妙な面持ちで横山宗務所長が代表しての玉串奉納を見守った。
神道の作法に従いながらも、行衣・肩章・珠数着用で臨んだ参拝では皆心中ではお題目を唱え、心から英霊・戦没者の御魂の冥福を祈った。
参拝後の車中では「中に入って参拝出来て本当に良かった。良い慰霊ができた」との声があり、また戦友会や遺族会での参拝を数多く行ってきた者にとっても、今回の日蓮宗信徒として参拝できたことは、思いも一入だったようである。
翌日は新宿の『平和祈念展示資料館』にて戦中・戦後の貴重な資料を見学した。
抑留地での過酷な強制労働や海外からの引揚者の苦労など、終戦宣言後も長年に亘り続いた悲劇を語る展示には、当時を思い出し涙ぐむ者もいた。
教師の一人は今回の特別団参を通じて、
「やはり戦争はしてはいけない。この思いをお題目に乗せて次の世代に伝えていかなければならない」と平和への思いを改めて話していた。



















