2015年11月3日
長崎 第4回常在寺音楽祭
【長崎】去る11月3日、長崎県川棚町常在寺(合川天心住職)で、第4回常在寺音楽祭が開催された。これは常在寺信徒青年会(廣田洋一会長)が主催し、川棚町教育委員会・観光協会、長崎新聞社が後援となって行われた災害支援 チャリティーコンサートであった。平成24年から今年で4回目を数え、東北大震災やその後全国各地で起こった災害に対して、音楽やバザーなどのイベントを通じて、義援金を募り復興の支援として被災地へ届けている。
午後4時、オープニングアクトに琉球國祭り太鼓佐賀支部によるエイサーの演舞が境内地で行われた。頭巾をかぶり衣装を纏った小学生から年配の男女30数名のメンバーが、大小の太鼓を肩から下げて打ち鳴らし、リズムに合わせて踊りを舞う姿に、詰めかけた観衆も手拍子を取って盛り上げていた。途中で琉球獅子舞も登場し、幼児の中には泣き出すような微笑ましい光景もあり、迫力ある太鼓のリズムと一糸乱れぬ舞を堪能していた。
午後5時、廣田会長がこのイベントの趣旨を説明し、「参加された皆さんの思いを被災地へ届け、少しでも多くの募金を復興の支援に充てたい」と、挨拶があった。引き続き本堂内では音楽演奏が始まり、ピアニスト小國(おぐに)雅(もと)香(か)トリオ(ベース:丹羽(にわ)肇(はじめ)・ドラム:原田迅(はらだじん)明(めい))&ギタリスト田口悌(たぐちてい)治(じ)さん等によるジャズコンサートが催された。プログラムの中には、4名の教師による聲明や読経も行われ、そこに即興で演奏を重ね合わせる場面もあり、荘厳で幻想的な雰囲気を作り出していた。また合川真理さんがスタンダードジャズナンバーを披露、フィナーレは全員で「上を向いて歩こう」を合唱し、午後6時半終了となった。
副住職の合川泰通師は、「音楽を通じて、お寺が身近な存在となり、地域を元気にする一翼を担えれば」という考えから、信徒青年会とこのイベントを企画してきた。今回400名近くの参加者の中、半数以上が檀信徒以外の地域の方だったこともあり、副住職の思いが地域へと少しずつ広がりを見せているようである。境内では、信徒青年会会員による焼き鳥・おでん販売や無料で金魚すくいやヨーヨー釣りなど子供向けの屋台も用意され、幼児から大人まで「お寺」という空間で心地よい時間を過ごした。
尚、当日集まった約23万5千円の義援金は、日本赤十字社を通じて各地の被災者支援に充てられる予定である。
今回の様子は動画でご覧になれます。「常在寺ホームページ(日蓮宗ポータルサイト)」のブログ記事より『聲明セッション』をお開き下さい。



















