2015年3月10日
宮城 檀研道で東日本大震災法要
【宮城】宮城県宗務所(日野教恵所長)は3月10日、登米市心性寺(乾 瑞法住職)を会場に、宗門運動『立正安国・お題目結縁運動』の一環として、今回は沿岸部の被災地も巡り、慰霊と復興の研修道場として第8回管区檀信徒研修道場が開催された。また併せて東日本大震災慰霊法要並復興祈願会を奉行し、管内各地より教師・檀信徒70名が参加した。午前10時より心性寺本堂にて開講式が行われたあと、檀信徒は筆を手にとり、東日本大震災犠牲者供養の為、如来寿量品第十六『我此土安穏 天人常充満 園林諸堂閣 種種宝荘厳 宝樹多華果 衆生所遊楽 諸天撃天鼓 常作衆伎楽 雨曼陀羅華 散仏及大衆』の経文を、それぞれ思いを込め写経し御寶前に供え、日野所長御導師により慰霊法要が厳修され、犠牲者の各霊位にご回向を申し上げた。また乾 住職修法導師のもと修法師により被災地復興のご祈祷を行い、参列の教師・檀信徒共に祈りを込めた。法要結びには日野所長がご挨拶をされ『今年も大勢の皆様とお経読み、震災犠牲者の方にご回向が出来ました事は、感謝に絶えないところです。震災より4年が経過しましたが、少し忘れられて来ているのではないかと、実感するところもあります。再来年には7回忌になりますが、東日本大震災犠牲者の供養は毎年かかさず行わなければならない』と話され、参加頂いた管内各聖・檀信徒各位に御礼を述べられた。
参加者一同はバスにて、甚大な被害を受けた被災地南三陸町へ向かい、強風のなか鎮魂の場でもある、南三陸防災庁舎前にて読経。現地でも日野所長は犠牲者の方に対しご回向をささげた。心性寺から南三陸町までのバス車中では、南三陸町に本社を置き、津波により会社も被災された、『及善蒲鉾店』代表 及川善裕さんより被災当時や、会社の復興、南三陸町商店街復興のお話などをお聞かせ頂いた。及川さんは『商店街を復興し、日本一の商店街を作りあげる事を目指して頑張っております。そしてまた多くの方々を南三陸町商店街にお迎えしたい』と商店街の復興について力強く語られた。帰路途中には、及善蒲鉾店もある《南三陸さんさん商店街(仮設商店街)》に立ち寄り、一行は地場産品などをお求めになり、車中にて閉講式を行い無事全行程が終了。慰霊供養の大切さ、復興の現状などを学んだ研修道場となった。



















