全国の通信記事
2014年10月23日号
佐賀布教師会研修会
【佐賀】秋晴れの十月二十四日、佐賀市の「グランデはがくれ」において、布教師会(松島正英会長)主催の研修会が開催された。
今回は、一年を通して日々のお勤めで読まれるお経や教えを解説する取り組みの、第五回目にあたる研修会であった。さすがに五回目ともなると、出席者は顔なじみばかりであったが、
それでも何名かは新しい顔が見え、僧俗合わせて約50人程の参加者が集まった。
当日の担当は、佐賀日青会長の静山智祐上人(佐賀市川副町・正傳寺)で、「欲令衆」と「運想」の説明がなされた。難しい仏教用語が多く、説明に苦労しているようではあったが、檀信徒と共に、自分自身の理解を深め、信仰が深まっていく様子が見られた。
また、「運想」の時には、その意味だけではなく、言葉としての語呂の良さ、音としての心地よさを強調し、先師への思いを熱く語っていた。
研修の最後には、松島会長が余談をしながら補足をし、終了の時刻を迎えることとなった。
研修会の参加者は、日々のお勤めの時に、これまで以上に想いを込めて、読経や唱題に臨めることであろう。
佐賀県布教師会のこの取り組みは、次回で一段落する。最後は宝塔偈や四誓の解説と共に、一連の流れについて、まとめ話がなされる予定となっている。
次回(第六回研修会)は、十一月二十五日予定。
佐賀県社教師会研修会
去る十月二十三日、佐賀市久保田町の龍光寺(森永憲章住職)において、社教会(藤木辨昇会長)主催の研修会が開催された。
講師として、大分県妙瑞寺御住職・菊池泰啓上人をお迎えし、「これからのお寺のあり方について考える-永代供養墓の取り組みからの検証-」という講題で、ご自身の経験談をお話頂いた。
世間とお寺の関係性に対して、寺離れ・檀家離れ・直葬等といった言葉が氾濫する中、僧俗合わせて四十名程の参加者が、菊池上人の話に、注意深く耳を傾けていた。
永代供養墓というものは、近年では特別に珍しいものではない。佐賀県内でも境内に建てているというお寺は少なくない。それに対して、どれだけ本気で役割を与えているのか、沢山の人がお参りできるように整備をしているのか。ただそこにあるだけではないだろうか。
そういった漫然とした永代供養観に、小さなお寺を、永代供養という役割で復興させていった事実と、綺麗事では済まされないお寺の護持運営について、現在進行形の話題を提供して頂いた。
参加者の中には、お寺の総代さんも見受けられた。菊池上人のお話を受けて、寺院と檀信徒が一体となった、これからの供養のあり方、寺院運営のあり方を、それぞれの寺院が実践していくための一助となったのではないだろうか。
2014年10月21日号
新潟西・第7回檀信徒研修道場
【新潟西部】 十月二十一日から二十三日までの三日間、宗務所(近藤玄省所長)主催の「檀信徒研修道場」が開催され、管内寺院から檀信徒・教師あわせ百十六名が参加した。
この檀信徒研修道場は、展開中の宗門運動「立正安国・お題目結縁運動」へ当管区の取り組みとして、平成二十年より毎年会場を変えて開催されている。第七回となる本年の研修道場は、宗祖ご法難の霊蹟・小松原鏡(きょう)忍寺(にんじ)(原日秀貫首)への参拝を中心に、房州への団参形式で行われた。また、企画・準備に青年会(海津武尚会長)が参加し、当日の引率・研修にも加わった。
初日、東京へ到着した一行はスカイツリーを見学し、展望台からの景色を楽しんだ後、房州へ。本山清澄寺(二宮將泰別當)では檀信徒研修会館をお借りし、日蓮宗の仏事作法の研修とお自我偈の理解を深める為の講義、次いで説教師に山形教(きょう)亨(こう)師(杉並区中道寺内)を招き、小松原法難の祖伝を主題にした高座説教を拝聴した。
二日目は清澄寺にて境内散策の後、本山誕生寺(石川日命貫首)へ参詣。宝物館を見学し、午後はいよいよ鏡忍寺へ。原貫首よりご挨拶をいただき、次いで執事長を務める駒林静(じょう)道(どう)師(鴨川市蓮行寺住職)からこの地で起こったご法難と鏡忍寺の縁起・歴史について説明を受けると、参加者は駒林師の迫真の語りに息をのんで聴き入っていた。また鏡忍寺に伝わる「太刀受の念珠」や「鏡忍房の血袈裟」、そしてご法難のとき鬼子母神の姿が現れて宗祖をお守りしたと伝わる「降神の槙」を見学した。場所を移して開かれた懇親会で、参加者はそれぞれに霊蹟参拝の感動を語り合い、また互いに長旅の疲れを労った。
最終日には柴又の題経寺を参詣し、門前町の散策を楽しんだ後、一行は帰路についた。閉会式はバスごとに車中で開かれ、参加者は修了書を受け取って今回の研修道場を無事修了した。



















